三方五湖自然再生協議会について
三方五湖自然再生協議会とは
三方五湖の自然は、私たちに、食料、農業や漁業、文化など豊かなめぐみをもたらしてきました。ところが近年、豊かだった三方五湖の自然環境は、私たちの気づかない間に急速に損なわれてきています。
そこで、三方五湖周辺流域とその周辺地域において、多様な主体によって自然再生を実現するため、三方五湖自然再生協議会を設立しました。(設立:平成23年5月1日)
※この自然再生協議会は、自然再生推進法に基づく法定協議会で全国で23番目、中部地方では初めての法定協議会です。
事業内容
- 自然護岸再生部会
魚介類の生息に適した自然護岸の再生に関すること
- 湖と田んぼのつながり再生部会
水田養魚田の取組拡大に関すること
- 外来生物等対策部会
ブラックバス、ブルーギル等の外来生物の駆除やヒシの除去対策に関すること
- 環境に優しい農法部会
濁水防止、無農薬等による環境に優しい農法に関すること
- 環境教育部会
環境教育プログラムの企画・実施に関すること
- シジミのなぎさ部会
しじみの生息環境整備等に関すること
三方五湖自然再生全体構想について
「三方五湖自然再生全体構想~湖と里をとりまく人と自然のつながりの再生~」とは、かつての生きもののにぎわいと人のにぎわいを取り戻すため、先人の知恵を努力に感謝し、湖と人、人と人の関わりを見直しながら、将来にわたって三方五湖の恩恵を受けることができる誇りある地域社会の実現を目指して三方五湖自然再生協議会が策定した構想です。(平成24年3月策定)
●自然再生の目標
「湖と里をとりまく自然と人のつながりの再生」を柱に3テーマを掲示。
テーマ1:多様な魚介類がすみ、水鳥が羽ばたく水辺の再生と保全
テーマ2:「三方五湖」の自然を活かした地域のにぎわい再生
テーマ3:生活の中で受け継がれてきた湖の文化の伝承
※ダウンロードはこちらから(PDF形式)
『三方五湖自然再生全体構想(全体版)』
「三方五湖自然再生全体構想」を分かりやすく紹介した概要版
『三方五湖自然再生全体構想(概要版)』
「三方五湖自然再生全体構想」を実現するための計画の内容
『三方五湖自然再生実施計画(表紙-p32)』 ※第1期
『三方五湖自然再生実施計画(p33-p77)』 ※第1期
「第2期三方五湖自然再生事業実施計画」について
三方五湖自然再生協議会では、令和3年度に第2期三方五湖自然再生事業実施計画(案)を作成し、令和5年1月に行われた自然再生専門家会議にて承認を受けました 。
※ダウンロードはこちらから(PDF形式)
第2期三方五湖自然再生事業実施計画(案)
三方五湖自然再生協議会FaceBookについて
三方五湖自然再生協議会のFaceBookでは、協議会の活動や、三方五湖や周辺里地の風景や生き物などの素晴らしい自然を皆様に紹介しています。また、三方五湖のイベント情報なども発信しますので、ぜひご覧ください。
→FaceBookページはこちらから『三方五湖自然再生協議会FaceBook』
お知らせ
このページのほかに、三方五湖自然再生協議会の取組みや、協議会活動とかかわる三方五湖地域の自然・食などを紹介するHPを作成しています。
こちらもぜひご覧ください。
→作成したHPはこちらから「https://goko-saiseikyou.com/」
協議会の「環境に優しい農法部会」にて勉強会を実施します。
日時:令和7年2月17日(月)15~17時
場所:若狭三方縄文博物館 講座室
内容:
- (1)【湧水を用いた無施肥レンコン栽培:水質浄化と生物多様性保全】国立環境研究所 松崎慎一郎 室長
- (2)【田んぼで魚を飼うと米の収量が増える?「施肥効果」の検証】大妻女子大学 小関右介 准教授
入場無料ですので関心のある方はぜひご参加ください。→勉強会概要チラシ
これまでの活動
【三方五湖ニュースレター】
- 平成25年度 No.01 No.02 No.03
- 平成26年度 No.04 No.05 No.06
- 平成27年度 No.07 No.08 No.09
- 平成28年度 No.10 No.11 No.12
- 平成29年度 No.13 No.14 No.15
- 平成30年度 No.16 No.17 No.18
- 令和元年度 No.19 No.20 No.21
- 令和2年度 No.22 No.23 No.24
- 令和3年度 No.25 No.26 No.27
- 令和4年度 No.28
- 令和5年度 No.29
【全体会資料・議事録】
- 平成23年度 第1回 資料(5月1日)、第2回 資料(11月20日)、第3回 資料(3月4日)
- 平成24年度 第1回 資料(フォーラム)(8月25日)、第2回 資料(12月9日)、第3回 資料(3月3日)
- 平成25年度 第1回 資料(1月25日) 第2回 資料(3月22日)
- 平成26年度 第1回 資料(11月24日) 第2回 資料(3月1日)
- 平成27年度 資料(3月5日)
- 平成28年度 資料(3月12日)
- 平成29年度 資料(3月21日)
- 平成30年度 資料(3月21日)
- 令和 元年度 ※中止
- 令和 2年度 次第、資料1、資料2(3月14日)
- 令和 3年度 第1回 次第、資料(7月14日)、第2回 次第、資料1-1、資料1-2、資料2(3月19日)
- 令和 4年度 次第、資料1,資料2、資料3(3月18日)
- 令和 5年度 次第、資料1、資料2(3月24日)
【各部会議事録】
<平成30年度>
- 自然護岸再生部会 第1回(9月27日)、第2回(11月6日)、第3回(12月18日)、第4回(1月23日)
- 湖と田んぼのつながり再生部会 第1回(4月13日)、研修会(11月10日)、第2回(1月31日)、第3回(2月28日)
- 外来生物等対策部会 第1回(4月7日)、第3回(9月24日)、第4回(11月13日)、第5回(12月17日)、第6回(1月25日)、第7回(3月1日)
・平成30年5月26日(土)にミドリガメ勉強会を開催しました(PDF)
- 環境に優しい農法部会 第1回(8月21日)、第2回(2月6日)、第3回(3月4日)
- しじみのなぎさ部会 第1回(2月19日)
- 環境教育部会 第1回(2月28日)
<令和 元年度>
- 自然護岸再生部会 1月21日
- 湖とつながり再生部会 4月12日、7月29日、9月14日、11月26日、1月31日、3月2日
- 外来生物等対策部会 4月6日、6月20日、12月9日、1月29日
- 環境に優しい農法部会 4月4日、5月9日、5月23日、6月11日、7月16日、9月2日、10月2日、12月10日、1月14日、2月6日
- しじみのなぎさ部会 12月23日、1月16日
- 環境教育部会 12月6日
各部会の成果資料
- 自然護岸再生部会
・ 久々子湖、水月湖、菅湖、三方湖、及びはす川等の自然護岸再生の手引き(令和2年3月)
- 外来生物等対策部会
・三方五湖における外来生物の分布マップ・駆除の手引き「平成28年3月」
・三方五湖外来生物対策ガイドライン「平成28年3月」
・三方湖ヒシ対策ガイドライン「平成28年3月」
・三方五湖アカミミガメ防除実施計画書「平成31年3月」
- 湖と田んぼのつながり再生部会
・水田での稚魚育成マニュアル「平成28年3月」
・田んぼでフナ・コイの稚魚を育ててみませんか?「平成30年3月」
- 環境に優しい農法部会
・お米を対象とした「環境に優しい農法」認証制度に関するパンフレット「(1)」、「(2)」
- 環境教育部会
・みんなの三方五湖マップ http://www.mikatagoko.jp/
- 三方五湖自然再生協議会
- 調査研究資料
「三方湖総合研究プロジェクト 3年間のまとめ」 (環境省)
https://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/gaiyou/pdf/d-0910mikatako_pamphlet.pdf
「気候変動による三方五湖の淡水生態系等に与える影響調査」
(「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)(国立研究開発法人 国立環境研究所)」地域適応コンソーシアム事業)
成果報告3-3:https://adaptation-platform.nies.go.jp/conso/report/3-3.html
- 関係資料
「地域の歴史から学ぶ災害対応 日本各地につたわる伝統知・地域知 」
※資料P.52~59:「福井県三方五湖の伝統知・地域知」
30by30アライアンスへ賛同
三方五湖自然再生協議会は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする30by30目標の達成に向け、30by30アライアンスに賛同しています。(30by301010318MikatagokoActivities.pdf (env.go.jp))
●30by30とは(環境省HPリンク)
●5月22日は「国際生物多様性の日」です
毎年5月22日は、国連が生物多様性の問題に関する普及と啓発を目的として定めた国際デーです。
地球には3,000万種ともいわれる生きものがおり、こうした多種多様な生きものが、様々な環境の中でお互いにつながり、影響しあって生命を育んでいます。
この日を機に「生物多様性」について考えてみませんか?(国際生物多様性の日ポスター)
生物多様性を守る「にじゅうまるプロジェクト」への参加
三方五湖自然再生協議会は、生物多様性を守るためのアクションとして「にじゅうまる宣言」を行いました。
「にじゅうまる宣言とは」、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)が考案した生物多様性条約第10回締約国会議(COP3)愛知ターゲットを達成するための「にじゅうまるプロジェクト」において、生物多様性の損失を止めるための活動に取り組んでいることを宣言(活動を登録)することです。
にじゅうまるプロジェクト(外部リンク)
三方五湖自然再生協議会は、各部会の活動を宣言しています。
●自然護岸再生部会 登録証
●湖と田んぼのつながり再生部会 登録証
●外来生物等対策部会 登録証
●環境に優しい農法部会 登録証
●環境教育部会 登録証
●シジミのなぎさ部会 登録証
三方五湖の保全・活用に関する報告書(平成18年12月)
平成17年11月8日に三方五湖がラムサール条約湿地に登録されたのを契機に、平成17年11月29日に、学識経験者や地元美浜町、若狭町両町の環境保全団体の代表など10名の委員で構成する「三方五湖の保全・活用に関する検討委員会」が設置され、5回の検討委員会を経て平成18年12月22日に「三方五湖の保全・活用に関する報告書」が取りまとめられました。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。「三方五湖の保全・活用に関する報告書(平成18年12月)」
連絡先
- 福井県自然環境課 〒910-8580 福井市大手3丁目17-1 電話 0776-20-0306
(協議会事務局・自然護岸再生部会事務局)
- 福井県海浜自然センター 〒919-1464 三方上中郡若狭町世久見18-2 電話 0770-46-1101
(環境教育部会事務局)
- 福井県里山里海湖研究所 〒919-1331 三方上中郡若狭町鳥浜122-12-1 電話 0770-45-3580
(環境に優しい農法部会事務局)
- 美浜町産業政策課 〒919-1192 三方郡美浜町郷市25-25 電話 0770-32-6706
(シジミのなぎさ部会事務局)
- 若狭町環境安全課 〒919-1393 三方上中郡若狭町中央1-1 電話 0770-45-9126
(湖と田んぼのつながり再生部会事務局・外来生物等対策部会事務局)
関連ファイルダウンロード
五湖カメ防除計画(資料編省略版):19_06_20(PDF形式 2,528キロバイト)
認証米パンフレット1(PDF形式 3,542キロバイト)
認証米パンフレット2(PDF形式 4,297キロバイト)
自然護岸再生 手引き(PDF形式 6,107キロバイト)
久々子湖、水月湖、菅湖、三方湖、手引き(PDF形式 10,772キロバイト)
R5年度 全体会次第(PDF形式 95キロバイト)
R5年度 全体会資料1(HP公開版)(PDF形式 23,857キロバイト)
R5年度 全体会資料2(PDF形式 1,553キロバイト)
三方五湖ニュースレター〔29〕(PDF形式 782キロバイト)
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アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、shizen@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
自然環境課
電話番号:0776-20-0305 | ファックス:0776-20-0635 | メール:shizen@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)