新聞掲載記事情報(令和6年11月号)

最終更新日 2024年12月1日ページID 059124

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新聞掲載記事(令和6年11月号)目次
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 ○福井新聞「教えて!相談員さん」
 
テレビショッピング~返品条件、購入前に確認~ (令和6年11月19日掲載)
  ○朝日新聞「くらし110番」
 ・無料バスツアーで販売勧誘~雰囲気に流されず よく考えて~ (令和6年11月1日掲載)

 ・クレジットのリボ払い~長い支払期間 手数料多く~ (令和6年11月15日掲載
 不用品回収で高額請求~「広告と違う」作業前に確認を~ 令和6年11月29日掲載)
  ○日刊県民福井・中日新聞「暮らしワンポイント」
 ・通信販売の返品~注文時に条件確認を~ (令和6年11月26日・27日掲載

 

・テレビショッピング~返品条件、購入前に確認~       

 「テレビショッピングで『商品到着後8日以内なら返品可能』と紹介していた健康器具を注文した。届いた商品を開封したらイメージと違ったため、事業者に返品を申し出たが開封後の商品は返品できないと断られた。開封してみないとイメージ通りか分からず納得できない」との相談がありました。
 テレビショッピングは、申し込みの際に実際の商品を確認できないため、購入後、番組での印象と違っていてトラブルになることがあります。
 テレビショッピングなどの通信販売は、不意打ち的な勧誘はないので、購入後に一定の期間内であれば無条件で解約ができる「クーリングオフ制度」はありません。返品については事業者の定めたルールに従うことになります。
 番組内で「返品可能」などと紹介されていても、「未開封・未使用に限る」などの条件がついている場合があります。返品の可否や条件、商品の使用上の制限などについて、番組内で表示はされていても小さくて見えづらかったり、短時間の表示で十分に理解できなかったりすることがあります。電話で注文をする際に、オペレーターに返品条件などを必ず確認しましょう。

(福井新聞「教えて!相談員さん」 令和6年11月19日掲載)

・無料バスツアーで販売勧誘~雰囲気に流されず よく考えて~

 「懸賞で当選した無料の日帰りバスツアーに参加した。途中で布団工場に立ち寄った際に、『布団に寝てください』と言われた。体験後、『これは腰痛や肩こりによい』と磁気マットレスの説明があった。今なら100万円を60万円にすると言われ、バスの出発時間が迫っていたので、焦りもあり購入したが、効果がない」との相談がありました。相談者によると、「業者に解約してほしいと伝えたが、応じてくれない」とのことでした。
 無料や格安のバスツアーで立ち寄った施設の雰囲気にのまれたり、旅という非日常的な体験の中で気分が高揚したりして、つい商品を購入してしまうことがあります。
 強引に勧められても、冷静になり、本当に必要なものかをよく考えましょう。必要がなければ、きっぱり断ることが大切です。
 今回は8日間以内だったのでクーリングオフができました。困ったときは早めに消費生活センターまでご相談ください。

(朝日新聞 「くらし110番」令和6年11月1日掲載)

・クレジットのリボ払い~長い支払期間 手数料多く~

 「県外に住む20代の息子が、クレジットカードで買い物やキャッシングを行い、毎月返済しているのに、残額が減らない。リボ払い(リボルビング払い)になっていたようだ。どうしたらよいか」と相談がありました。
 リボ払いは、利用金額や利用件数にかかわらず、あらかじめ設定した一定額を毎月支払うクレジットカードの支払い方法です。支払いの終了時期がわかりにくく、毎月の支払額を低くしている場合は支払期間が長期化します。
 また、リボ払いは支払い残額に対して手数料が発生するため、支払期間が長くなるほど手数料負担が大きくなります。リボ払いを選択した場合でも、ボーナスなどまとまったお金で繰り上げて支払うこともできるので、早めの返済を検討しましょう。
 カードの初期設定がリボ払いになっていることもあるので、申込時には必ず確認しましょう。利用明細は必ず確認し、心当たりのない手数料などが請求されている場合は、クレジットカード会社に問い合わせましょう。

(朝日新聞 「くらし110番」令和6年11月15日掲載)

・不用品回収で高額請求~「広告と違う」作業前に確認を~

 「不用品の回収について『Mパック3平方メートル、3万円から』との広告をインターネットで見て依頼した。Mパックに十分収まる量だったのに、訪問時に人件費などを含め7万円も請求された。納得できなかったが、すぐに回収してほしかったので支払った。返金してほしい」との相談がありました。
 ネット広告の料金より高額な請求をされたとの相談が他にも多く寄せられています。請求はネット広告やチラシに記載された料金通りとは限らないので、作業前に支払額の確認をすることが重要です。
 今回、センターから業者へ連絡し、訪問時に高額な料金を請求していることから、クーリングオフを主張したところ、回収した荷物はSパック1万5千円だったとして料金が見直され、差額が返金されました。
 不用品の回収をお願いする際には、事前に複数の業者から見積もりを取り、料金を比較したうえで、どの業者に頼むか検討しましょう。

(朝日新聞 「くらし110番」令和6年11月29日掲載)

・通信販売の返品~注文時に条件確認を~

 「テレビショッピングで『商品到着後8日以内なら返品可能』と言っていたので、健康器具を注文した。昨日、商品が届いたが、イメージと違うため、事業者に返品を申し出たが『開封した商品は返品できない』と言われた。開封してみないとイメージ通りか分からず、納得できない」との相談がありました。
 テレビショッピングは、申し込みの際に実際の商品を確認できないため、購入後、番組での印象と違っていてトラブルになることがあります。
 テレビショッピングなどの通信販売は、購入後も一定の期間内であれば、無条件で解約ができる「クーリングオフ制度」はありません。返品については事業者の定めたルールに従うことになります。
 番組内で「返品可能」と紹介されていても、「未開封・未使用に限る」など条件がついている場合があります。返品の可否や条件など、番組内での表示は小さく見づらかったり、一瞬の表示で十分に理解できなかったりすることがあります。電話で注文をする際には、オペレーターに返品条件などを確認しましょう。

(日刊県民福井・中日新聞「暮らしワンポイント」 令和6年11月26日・27日掲載)

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