認知症について
認知症本人大使「希望大使」について
「認知症フレンドリープログラム」を作成しました
県では、認知症の方が安心して自分らしく暮らすことができる「認知症フレンドリー社会」を目指して、認知症の方が外出時に適切なサポートや見守りを受けられるように、認知症の方と接する機会の多い業種(小売業・金融機関・公共交通機関・観光業)向けに、認知症の方への接し方や店舗づくりについてまとめたガイドライン「認知症フレンドリープログラム」を作成しました。ぜひ、ご活用ください。
認知症フレンドリープログラム【小売業編】(PDF形式 8,747キロバイト)
認知症フレンドリープログラム【金融機関編】(PDF形式 8,818キロバイト)
認知症フレンドリープログラム【公共交通機関編】(PDF形式 8,570キロバイト)
認知症フレンドリープログラム【観光業編】(PDF形式 9,647キロバイト)
イラストで分かりやすく対応方法を示しているほか、写真での取組実例紹介や相談機関の連絡先を掲載しています。
1 パンフレット「みんなで支えよう認知症」
認知症の原因、症状、予防、認知症の人への対応の仕方などを4コマまんがやイラストで分かりやすく学べるパンフレットを作成しました。
パンフレット「みんなで支えよう認知症」(PDF形式:12,465KB)
サポーター養成講座スライド(PowerPoint形式:9,360KB)
スライド 活用マニュアル(PDF形式:228KB)
2 認知症を予防しよう
3 認知症は誰もがなりうる病気です
認知症とはいろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障がいが起こり、生活に支障を来たす状態です。誰にでも起こりうる脳の病気です。
認知症は主に、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の4つのタイプからなります。
福井県では、現在、高齢者の約1割の方が認知症となっています。厚生労働省の推計によると、全国では2025年(令和7年)には、認知症高齢者が約700万人になると見られています。
そこで、福井県では、住み慣れた地域でできる限り長く生活していただけるよう、一定の年齢において誰もが認知症に関する早期の診断を行う機会を設け、診療につなげることで重症化を防いでいます。
4 認知症の相談窓口
認知症は早期診断と早期治療が重要です。その症状・態様により、治療で治るものや進行を遅らせることができるものもあります。認知症かな?と思ったら、できるだけ早く、下記の相談窓口、専門医療機関にご相談ください。
まず最寄りの相談窓口へ
若年性認知症については専用相談窓口へ
医療相談は専門医療機関へ
- すこやかシルバー病院
住所:福井市島寺町93-6 電話:0776-98-2700 - 松原病院(嶺北認知症疾患医療センター)
住所:福井市文京2丁目9-1 電話:0776-22-3717 - 敦賀温泉病院(嶺南認知症疾患医療センター)
住所:敦賀市吉河41-1-5 電話:0770-23-8210
かかりつけ医・認知症サポート医に相談しましょう
日頃から受診するかかりつけ医は、患者さん本人や家族の普段の状況をよく知っている、身近な相談窓
口です。福井県では、かかりつけ医に対し、適切な認知症診断の知識・技術などを習得するための研修を
行っています。
まずは、お気軽に、お近くの「認知症研修を修了したかかりつけ医」や「認知症サポート医」に相談し
てみてください。
※診療時間、診療内容などにつきましては、医療機関により異なりますので、詳しいことは直接、各医療
機関にお問合せください。
●「かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者一覧R6.3月現在(PDF形式)」
(公表の同意が得られた医師のみ掲載)
適切な認知症診断の知識・技術などをもち、地域で認知症の人とその家族を支援する
かかりつけ医です。
●「認知症サポート医一覧 R6.3月現在 (PDF形式)」
(公表の同意が得られた医師のみ掲載)
認知症の人の診察に習熟し、かかりつけ医への助言などのサポートを行います。また、認知症の正しい
知識の普及を推進する医師です。県では、H29年度より「認知症サポート医活動報告制度」を実施し、
ポイント対象の各活動について2カ年度の実績が5ポイント以上の医師を「地域功労サポート医」
として表示しています。※「認知症サポート医一覧」の★印が地域功労サポート医です。
●「病院従事者認知症対応力向上研修修了者在籍医療機関名簿(PDF形式)」
病院従事者認知症対応力向上研修を修了し、認知症の人やその家族を支えるために必要な知識や
認知症ケアの知識等を習得した医療従事者が所属する医療機関です。
●「歯科医師認知症対応力向上研修修了者一覧R6.3月現在(PDF形式)」
(公表の同意が得られた歯科医師のみ掲載)
認知症の人本人とその家族を支えるために必要な基礎知識や、医療と介護の連携の重要性等を
習得することにより、認知症の疑いのある人に早期に気づき、かかりつけ医等と連携して対応
するとともに、その後も認知症の人の状況に応じた歯科治療・口腔管理を適切に行い、認知症
の人への支援体制構築の担い手となることを目的とした研修を修了した歯科医師です。
●「薬剤師認知症対応力向上研修修了者一覧R6.3月現在(PDF形式)」
(公表の同意が得られた薬剤師のみ掲載)
認知症の人本人とその家族を支えるために必要な基礎知識や、医療と介護の連携の重要性等を
習得することにより、認知症の疑いのある人に早期に気づき、かかりつけ医等と連携して対応
するとともに、その後も認知症の人の状況に応じた薬学的管理を適切に行い、認知症の人への
支援体制構築の担い手となることを目的とした研修を修了した薬剤師です。
認知症に関する診療を行う医療機関情報
県内の医療機関に「認知症医療に関する医療機関アンケート」を実施し、掲載について了解を得られた医療機関について回答内容を掲載しています。
予約を必要とする医療機関もありますので、詳細は各医療機関に直接おたずね下さい。
情報は、令和4年10月時点のものです。(印刷はA4版です)
●福井・坂井医療圏 病院(PDF形式 261KB)・診療所(PDF形式 577KB)
●奥越医療圏 病院(PDF形式 165KB)・診療所(PDF形式 250KB)
●丹南医療圏 病院(PDF形式 216KB)・診療所(PDF形式 438KB)
●嶺南医療圏 病院(PDF形式 167KB)・診療所(PDF形式 219KB)
★アルツハイマー病の新しい認知症薬 レカネマブ(レケンビ®)については こちら。
その他介護の悩みは電話相談で
- 福井県介護実習・普及センター 電話:0776-24-0086
- 嶺南地域福祉相談・介護実習普及センター 電話:0770-52-7832
- (公社)認知症の人と家族の会 福井県支部 電話:0776-22-5842
電話:090-6816-7801(木曜20時~22時)
電話:080-6350-8605(13時以降)
5 認知症の方を地域で支えましょう
認知症になっても本人は何も分からない、何もできないわけではありません。認知症になっても、周囲の理解と気遣いがあれば地域で暮らし続けることは可能です。
(1)「認知症サポーター・キャラバン」
認知症サポーター・キャラバンとは
認知症の人と家族の応援者である認知症サポーターを全国で多数養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。 全国キャラバン・メイト連絡協議会ホームページ
<認知症サポーターとは>
認知症の正しい知識や対応の仕方を理解し、自分のできる範囲で認知症の人を応援するのが「認知症サポーター」です。サポーターは、何か特別なことをするわけではなく、まずは「正しく理解すること」がスタートです。 県や市町、企業、各種団体で開催される「認知症サポーター養成講座」(1時間~1時間半の講義) を受けた人が「認知症サポーター」となります。
<認知症サポーター養成講座の開催について>
町内会などの地区の集まり、会社、学校、サークルの集まりなど、どんな場でも何人からでも開催できます。
日時も参加者の集まりやすい時にあわせて開催できます。講師役となるキャラバン・メイトの紹介を行っておりますので、県長寿福祉課または各市町担当課にお問合せください。
認知症サポーターキャラバン担当課一覧(PDF形式:52KB)
【令和6年6月末時点】 |
★認知症サポーター・キャラバンの研修やイベントについては、こちら
(2)認知症地域支援体制づくり
認知症の方とその家族が、身近な地域で安心して暮らせることを目指し、地域のさまざまな資源をネットワーク化し、有効な支援体制をつくります。
主な事業内容
高齢者等SOSネットワークの構築
県内全市町において、ひとり歩きのおそれのある認知症の方を事前登録しておき、行方不明時に早期発見・早期対応ができる仕組みを作っています。
地域住民の他、警察、消防、公共交通機関等とも連携しています。
★越前市の「徘徊高齢者等SOSネットワーク」
越前市では平成20年7月より越前警察署、南越消防組合、福井鉄道(株)自動車部、市内タクシー業者などと協力体制を組んで、徘徊による行方不明者などの発見・保護にあたっています。
★敦賀市の「敦賀みまもりネットワーク」
敦賀市では、認知症高齢者や障害者(児)の方が行方不明になった際に、携帯電話やパソコンのメールを利用して情報を配信し、協力機関や地域住民の協力を得て行方不明者を早期に発見・保護するための情報連携システムの構築に取り組んでいます。
認知症の啓発
地域の方に認知症を正しく理解してもらうため、「認知症サポーター養成講座」や講演会等を開催します。
★福井市の「劇団たからぶね」
平成24年4月に福井市宝永・松本地区を中心に在宅介護の仕事に従事する専門スタッフで結成しました。年間20回程度の認知症サポーター養成講座を開催しています。その他専門性を活かしたレクリエーション出前講座や地域の祭りで福祉体験コーナーなど福井市を中心に様々な地域での活動を行う団体です。
★敦賀市の「シンボルマーク」
敦賀市では、「認知症ほっとけんまち敦賀」をスローガンに、シンボルマークを作成し認知症にやさしいまちづくりに取り組んでいます。
6 認知症カフェをご利用ください
「認知症カフェ」は、認知症の本人やその家族、地域住民、医療・介護の専門職等の誰もが参加でき、交流する場です。
本人の居場所づくり、地域住民との繋がりや出会い、外出の場として精神的安定をもたらしたり、家族介護者の孤立防止や介護負担軽減の場として、地域住民には、認知症の理解を広める場として、専門職には多職種連携の場として地域に定着しつつあります。県内各地に認知症カフェがありますので、是非ご利用ください。
●「認知症カフェ設置一覧(R6.4月末現在)(PDF形式:236KB)」
※開催内容を変更している場合がありますので、事前に市町等にご確認ください。
7 その他 関連リンク
- 認知症介護研究・研修センター(DCnet)
認知症介護研究・研修センターが運営する認知症介護に関する認知症介護情報ネットワークのサイト。認知症介護に関する情報の共有化、認知症介護研究の促進、介護職の教育支援などを行っています。
- 若年性認知症コールセンター
認知症は高齢者だけの病気ではありません。若年性認知症コールセンターが開設するホームページでは、若年性認知症に関する情報が多く掲載されています。また、一人で悩まないで、電話無料相談も開設されておりますので、お気軽にご相談ください。
関連ファイルダウンロード
- 認知症カフェ一設置一覧(PDF形式 236キロバイト)
- 認知症フレンドリープログラム【金融機関編】(PDF形式 8,818キロバイト)
- 認知症フレンドリープログラム【公共交通機関編】(PDF形式 8,570キロバイト)
- 認知症フレンドリープログラム【小売業編】(PDF形式 8,747キロバイト)
- 認知症フレンドリープログラム【観光業編】(PDF形式 9,647キロバイト)
- R5.3 サポート医情報提供リスト(PDF形式 206キロバイト)
- 【最終】R5.3かかりつけ医情報提供リスト(PDF形式 393キロバイト)
- 【最終】R5.3歯科医師情報提供リスト(PDF形式 613キロバイト)
- 【最終】R5.3薬剤師情報提供リスト(PDF形式 668キロバイト)
- HP用 地域包括支援センター一覧(PDF形式 157キロバイト)
- HP用 県健康福祉センター(Excel形式 12キロバイト)
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アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、choju@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
長寿福祉課地域包括ケアグループ
電話番号:0776-20-0330 | ファックス:0776-20-0713 | メール:choju@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
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