平成24年度学校給食産地別使用量調査結果(6月・11月)について

最終更新日 2013年6月17日ページID 023760

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 県では、『「毎日おいしい地場産給食」を全小・中学校に』という目標を掲げ、学校給食における地産地消を推進しております。
 平成24年度に実施しました6月調査および11月調査についてとりまとめました。 
 

■調査の概要

 学校給食における地場産食材の使用実態について調査を行い、地場産学校給食の効果的な推進を図る。
  (平成15年度より実施 毎年6月と11月の2回実施)
  ○調査対象  市町立小中学校(単独調理方式、給食センター方式)、県立特別支援学校
  ○調査内容  食材別の使用重量、県産食材の使用品目
  ○調査品目  米、牛乳を除く副食材88品目

■調査結果の概要
  ○地場産学校給食実施校数[全学校数]  286校[286校] (全校達成)
  ○地場産食材使用率(重量ベース)   6月:33.2% (対前年同月比+3.2ポイント)
                                                         11月:41.9% (対前年同月比-1.1ポイント)
                          平均:37.6% (対前年比+1.1ポイント)

  ○地場産食材使用品目数                6月:22.4品目(対前年同月比0.4ポイント)
                          11月:25.8品目(対前年同月比1.9ポイント)
                          平均:24.1品目(対前年比+1.1ポイント)
 
    ※地場産学校給食実施校  調査対象品目のうち、福井県産食材の使用品目が
                       10品目以上である学校
    ※地場産食材使用率     福井県産食材の使用重量/食材の総使用重量

■現状分析

  〇地場産学校給食の「実施校」については、平成22年度6月調査以降、3年連続で県内全小中学校で達成している。
  〇品目数は、6月調査、11月調査のいずれも前年対比で向上しており、過去最高となった。
  〇年度当初から使用率の低い市町を対象に県産品目の情報提供を行うほか、産地をもつJA、流通業者等との連携で
    主要品目の県域流通を働きかけたことにより6月から11月にかけて上昇した市町があった。
  〇品目別にみると、6月調査の園芸品目では、給食主要食材であるじゃがいも、キャベツに加え、きゅうりやメロン、
   11月調査では里芋、また年間を通じてほうれん草などの軟弱野菜、さつまいも、ねぎ等生産力のある品目が高率を
   維持している。
  〇その他の品目では、地魚を一次加工し、給食推進品目として使用する取組みを継続的に行ない、水産物が高率を
    維持 している他、加工液卵による県産卵使用や豚肉の使用、嶺南調理場でのまいたけ使用増などで全体的な使用
    増につな がった。

今後の取組

  〇市町間の県産品流通格差をさらに縮めていくために、給食、生産、流通関係者間においてシステム的に学校給食用
    食材の県域流通をすすめられるよう検討する。
  〇高使用率を維持する地域や調理場の工夫、取組みのノウハウ等について情報共有を図る。
  〇民間委託調理場に対し、働きかけを強化していく。
   





 

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