福井市消費者物価指数　平成23年報

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調査の概要

　この年報は、平成２３年に総務省統計局が実施した小売物価統計調査の結果に基づき福井市の消費者物価指数の動きを取りまとめたものです。

利用上の注意

1. 新基準（平成２２年基準）の指数は平成２２年１月から作成しており、それ以前の旧基準指数については、各指数系列ごとに平成２２年平均指数が１００となるように換算して、新基準の指数に接続しています。
2. 前月比、前年同月比、前年比および前年度比の変化率については、各基準年の公表値とし、接続指数による再計算を行っていません。また、基準年の前年比、前年度比および１月の前月比、１～１２月の前年同月比は、旧基準における指数値によって計算されたものとなっています。したがって、これらは接続指数で計算したものとは必ずしも一致しません。

総務省HP「消費者物価指数のしくみと見方」（リンク）

 

平成２３年福井市消費者物価指数の動向

平成２２年を１００とした平成２３年の総合指数は９９．２で、対前年比△０．９％と、３年連続の下落になった。

 

生鮮食品を除く総合指数は９９．０で、対前年比△１．０％と、３年連続の下落になった。

 

近年の福井市消費者物価指数の推移（対前年比）

平成２１年

教科書代や授業料、台所用洗剤等の家事用消耗品の値上げがあったが、灯油やガソリン、ガス代や電気代、デジタルカメラ等の教養娯楽用耐久財の値下げにより１.０％の下落

平成２２年

春からの生鮮野菜の価格の上昇や、10月から実施された、たばこ税率の引き上げがあったが、4月から実施された高校授業料無償化等の影響により、１．４％の下落

平成２３年

原油価格の値上がりなどにより、ガソリン、電気代などが上昇したが、７月に地上デジタル放送へ移行して需要が減少したことなどによるテレビの値下げ、技術革新や性能向上などによるパソコンなどの耐久消費財の値下げの影響により、０．９％の下落