平成28年 福井県鉱工業指数年報
【平成29年7月3日】
平成28年(1月~12月)の推移をまとめた、平成28年福井県鉱工業指数年報を作成しました。
福井県鉱工業指数 平成28年の概況
平成28年の鉱工業生産の動向を指数でみると、前年比0.1%減の121.7で、3年ぶりに低下となった。
業種別にみると、輸送機械工業や非鉄金属工業、窯業・土石製品工業などで上昇している一方、電子部品・デバイス工業や織物、衣類などでは低下しており、業種により差異がみられる。
原指数 | |||
27年 | 28年 | 前年比 | |
生産指数 | 121.8 | 121.7 | ▲0.1% |
出荷指数 | 119.2 | 124.6 | 4.5% |
在庫指数 | 186.8 | 154.4 | ▲17.3% |
生産の動向
平成28年の福井県鉱工業生産指数(平成22年=100)は、総合で前年比0.1%減の121.7となり、3年ぶりに低下した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比3.4%減、4~6月期が同1.8%減、7~9月期が同3.4%増、10~12月期が同4.7%増となった。
業種別にみると、輸送機械工業、非鉄金属工業、窯業・土石製品工業など8業種で上昇し、電子部品・デバイス工業、織物、衣類など13業種で低下した。(上昇および低下の業種数は、秘匿の業種を除いている。以下同じ。)
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比1.8%増の101.0、生産財は同0.7%減の130.9となった。
出荷の動向
出荷指数は総合で前年比4.5%増の124.6となり、3年連続で上昇した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比1.5%増、4~6月期が同2.4%増、7~9月期が同6.7%増、10~12月期が同0.2%増となった。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、非鉄金属工業、輸送機械工業など11業種で上昇し、パルプ・紙・紙加工品工業、はん用機械工業、織物など11業種で低下した。
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比1.1%増の101.9、生産財は同5.6%増の134.0となった。
在庫の動向
在庫指数は前年比17.3%減の154.4となり、2年ぶりに低下した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比1.0%増、4~6月期が同5.8%減、7~9月期が同8.9%減、10~12月期が同5.3%減となった。
業種別にみると、その他の繊維、パルプ・紙・紙加工品工業、生産用機械工業など9業種で上昇し、化学工業、化学繊維・紡績、衣類など9業種で低下した。
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比1.8%増の126.4、生産財は同20.8%減の162.8となった。
関連記事
関連ファイルダウンロード
- 平成28年福井県鉱工業指数年報(PDF形式 3,693キロバイト)
- 福井県鉱工業指数の解説(平成22年基準)(PDF形式 643キロバイト)
- 福井県鉱工業指数の基準改定の概要(平成22年基準)(PDF形式 398キロバイト)
※PDFをご覧になるには「Adobe Reader(無料)」が必要です。
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、toukei@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
統計調査課
電話番号:0776-20-0271 | ファックス:0776-20-0630 | メール:toukei@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)