福井県鉱工業指数 平成20年報
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【平成21年10月14日】
福井県では、県内鉱工業の活動状況を総合的に把握するための重要な経済指標の一つとして、生産、出荷および在庫を数量面からとらえて指数化した福井県鉱工業指数を毎月公表しております。このたび、平成20年(1月~12月)の推移をまとめた、平成20年福井県鉱工業指数年報を作成しました。
福井県鉱工業指数の解説(平成17年基準)(PDF形式:643KB)
福井県鉱工業指数の基準改定の概要(平成17年基準)(PDF形式:398KB)
福井県鉱工業指数 平成20年の概況
原指数 | |||
19年 | 20年 | 前年比 | |
生産指数 | 106.1 | 101.6 | -4.2% |
出荷指数 | 106.4 | 101.6 | -4.5% |
在庫指数 | 110.9 | 121.7 | +9.7% |
生産の動向
平成20年の福井県鉱工業生産指数(平成17年=100)は、総合で前年比4.2%減の101.6と低下した。
業種別にみると、金属製品工業、鉄鋼業、化学工業など5業種で上昇し、電子部品・デバイス工業、精密機械工業、一般機械工業など15業種で低下した。
特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は、同5.0%減の94.8、生産財は同3.8%減の106.2とそれぞれ減少した。
生産指数(季節調整済指数)の年間推移を四半期別の前期比でみると、1~3月期が0.3%減、4~6月期が2.1%減、7~9月期が3.7%減、10~12月期が11.3%減となった。
出荷の動向
出荷指数は前年比4.5%減の101.6と低下した。
業種別にみると、金属製品工業、鉄鋼業、衣類など4業種で上昇し、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、精密機械工業など16業種で低下した。
特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は同5.5%減の93.5と低下し、生産財は同4.0%減の106.3と上昇した。
四半期別の前期比でみると、1~3月期が1.3%減、4~6月期が0.4%減、7~9月期が2.6%減、10~12月期が14.9%減となった。
在庫の動向
在庫指数は前年比9.7%増の121.7と上昇した。
業種別にみると、衣類、その他の工業(家具・木材・木製品)、パルプ・紙・紙加工品工業など8業種で上昇し、プラスチック製品工業、一般機械工業、その他の繊維など5業種で低下した。
特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は同8.2%増の116.5、生産財は同10.4%増の124.3と上昇した。
四半期別の前期比でみると、1~3月期が7.1%増、4~6月期が2.2%増、7~9月期が0.5%減、10~12月期が1.5%増となった。
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