「第6回白川静漢字教育賞記念講演」を開催しました。
「第6回白川静漢字教育賞記念講演」(講師:石川九楊氏)
福井県出身の書家・評論家、石川九楊氏を講師に招き、日本の文字文化についてお話いただきました。
今回のテーマは、「日本における文字文化」で、119名の方が参加されました。日本語は、漢字とひらがな、カタカナの三つの文字を要する世界でも稀な言語であること、漢字語は政治、宗教、哲学の表現を得意とし、ひらがな語は四季と恋愛の表現を得意とすること、文字とは肉筆であること、白川静先生との出会いなど、いろいろなお話を伺うことができました。
参加者のみなさんからは、「石川先生が、文字とは肉文字(書かれた文字)を指すと繰り返し話されていたので、改めて肉筆の大切さを考えるきっかけとなりました。」「書かなくなることは政治、宗教、哲学的表現の低下を招くというお話は説得力がありました。」「県外の祖父母に手紙をしたためようと思います。」といった声が聞かれました。
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