「令和4年度 書写指導員研修(理論編)」を開催しました。
山梨大学名誉教授 宮澤 正明 氏 による書写研修会を実施しました
日 時 令和4年6月3日(金)10:30~12:00
会 場 福井県生活学習館 <サテライト会場:若狭図書学習センター>
参加者 37名
内 容
県では、小・中学校を対象に書写指導員派遣事業を行っており、希望する学校の書写の授業に指導員を派遣し、実技指導の面でサポートしています。そして、学校の実態や学習指導要領の動向等を知ってもらうため、指導員対象の研修を行っています。
今回<理論編>は、山梨大学 名誉教授 宮澤 正明 氏を講師に迎え、嶺南会場にオンライン配信をしながら、『国語科における「書写」の位置づけと充実~書写教育の不易と流行~』をテーマに研修会を実施しました。
最初に、「学校教育における書写」について説明がありました。学習指導要領が改訂され、「書写」によって 「考える力」を身に付けさせることや学習した「知識」を日常に生かせるようにすること、小学1年生から「文字文化」に触れさせることが大切であることなどを学びました。次に、夏の競書大会課題を例に挙げ、実技を交えながら、指導のポイントについて解説を聴きました。宮澤先生の手元を大きく画面で見ることができ、さらに、指導する際の具体的な声かけなどを書きながら丁寧に教えていただき、学習のめあてをどのように押さえたらよいのかが大変よくわかりました。最後に、筆順や硬筆における指先の動きの大切さなどについても学びました。
書写は技能の習得だけではなく、文字の原理・原則や配置・配列の理解、筆記具の選択なども含め、学習したことを日常で生かせることが大切です。参加者は、学校現場でも役立てたい!もっと自分自身が学ばなければ!と意欲的に耳を傾けていました。
<嶺南会場:若狭図書学習センター>
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