「本のあるまいにち」子どもの成長段階に応じた推奨図書 小学生編(電子版)
このページは、小冊子『本のあるまいにち』の内容を、WEB上で参照しやすいよう再編集して掲載しています。
小冊子のPDFデータや、推奨図書リスト(小学生対象)については、以下のページをご覧ください。
→子どもの成長段階に応じた推奨図書(小学生対象)
目次
小学生のみなさんへ
福井県では、小学生のみなさんに本に親しんでもらうために、図書館や学校、書店などで働くいろんな人に選んでもらって、みんなにおすすめする本を載せた冊をつくりました。この冊子から、お気に入りの一冊を見つけてくれたらうれしいです。
保護者のみなさまへ
凡例
- 小学生対象の推奨図書を、学年別(小学1・2年生~、小学3・4年生~、小学5・6年生~)に、紹介しています。
- 学年はだいたいの目安です。自分の学年でないところの本も楽しんでみてください。
- 本は、それぞれの学年の中で、本の名まえのあいうえお順にならんでいます。
- 令和6年4月現在購入できる本を紹介しています。
- 掲載している本の紹介文は、図書館や学校などでの子どもの読書活動に、自由にご活用いただけます。
- 書名のリンクをクリックすると、福井県立図書館の所蔵情報画面が開きます。所蔵状況(在架、貸出中など)の確認や、県立図書館の「マイページ」(要登録)をご利用の方は、本の予約等を行うことができます。
小学1・2年生~
1『あたまをつかった小さなおばあさん』
![あたまをつかった小さなおばあさん](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/120.jpg)
小さなきいろい家にすんでいる小さなおばあさんは、びんぼうでしたが、「あたまをつかうことにかけてはたいしたじんぶつ」でした。あたまをつかって、あたたかいはねぶとんを手にいれた話など9つの話がたのしめます。
2『アンディとらいおん』
ジェームズ・ドーハティ/文・絵 村岡花子/訳 福音館書店
【絵本】
アンディは、としょかんからかりたライオンの本をよんで、頭の中がライオンでいっぱいになります。つぎの日、学校に行くとちゅう、岩のかげにへんなものを見つけて近づくと、それはなんとほんもののライオンでした!
3『イヌのいいぶん ネコのいいわけ』
なかのひろみ/文 植木裕幸、福田豊文/写真 福音館書店
【知しき】
わたしたちに身近なイヌやネコとなかよくなるにはどうすればいいでしょう。イヌとネコの特徴、性格や考え方、飼い方をたくさんの写真でていねいに説明。イヌやネコを飼いたいと思っている人はもちろん、飼っている人にも新しい発見があります。
4『エルマーのぼうけん』
ルース・スタイルス・ガネット/さく ルース・クリスマン・ガネット/え 渡辺茂男/訳 福音館書店
【続編・シリーズあり】
ゆうかんな男の子エルマーは、どうぶつ島にとらわれている子どものりゅうをたすけに行くことにします。島ではおそろしいどうぶつたちがまちうけていましたが、リュックにつめてきたガムやリボンをうまくつかって、きりぬけます。シリーズ1さつめ。
◆次はこの本!
『エルマーとりゅう』
『エルマーと16ぴきのりゅう』
5『がちょうのペチューニア』
![がちょうのペチューニア](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/074.jpg)
ロジャー・デュボワザン/作 松岡享子/訳 冨山房
【絵本】【続編・シリーズあり】
がちょうのペチューニアは、1さつの本を見つけます。本を持ち歩くだけで、自分がかしこくなったと思いこみ、ほかのどうぶつたちがつぎつぎともちこむそうだんに、とんでもないアドバイスをします。シリーズ1さつめ。
◆次はこの本!
『ペチューニアのクリスマス』
『ペチューニアのだいりょこう』
『ペチューニアごようじん』
『ペチューニアすきだよ』
6『かもさんおとおり』
![かもさんおとおり](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/121.jpg)
【絵本】
かもさんふうふに8羽の子がもが生まれました。子がもが大きくなると、公園にひっこしをすることになり、一れつにならんで歩きだします。どうろをわたろうとすると、車につぎつぎと「ぶぷー」とならされて、町じゅう大さわぎ。
7『きえた犬のえ(ぼくはめいたんてい)』
![きえた犬のえ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/075.jpg)
マージョリー・ワインマン・シャーマット/ぶん マーク・シーモント/え 光吉夏弥、小宮由/やく 大日本図書
【続編・シリーズあり】
9さいの男の子ネートは、するどいすいりでじけんをかいけつするめいたんてい。なかよしのアニーから、「えがなくなっちゃったの」と電話があると、さっそくたんていらしいかっこうをして、ママに置き手紙をかき出かけます。めいたんていネートシリーズ1さつめ。
◆次はこの本! (ほかにもたくさん)
『まよなかのはんにん』
『なくなったかいものメモ』
『きょうりゅうのきって』
『かぎはどこだ』
『ゆきの中のふしぎなできごと』
8『ジェニーとキャットクラブ(黒ネコジェニーのおはなし)』
エスター・アベリル/作・絵 松岡享子,張替惠子/共訳 福音館書店
【続編・シリーズあり】
ジェニーは、赤いマフラーをしたはずかしがりやの小さな黒ネコ。ネコの集まり「キャット・クラブ」に出かけますが、いろいろな特技をもったネコたちを見て、自信をなくします。冬になり、みんなのスケートを見たジェニーは、やってみたくなりました。シリーズ1さつめ。
◆次はこの本!
『ジェニーのぼうけん』
『ジェニーときょうだい』
『黒ネコジェニーのおたんじょうび』
9『それほんとう?』
松岡享子/ぶん 長新太/え 福音館書店
「あ」からはじまることばだけをつかって、「あめりかうまれの/ありのありすさんが…」というふうに、みじかいお話が「あ」から「わ」までつづきます。「それほんとう?」といいたくなるようなへんてこなお話ばかりです。
10『チムとゆうかんなせんちょうさん』
エドワード・アーディゾーニ/さく せたていじ/やく 福音館書店
【絵本】【続編・シリーズあり】
船のりにあこがれるチムは、思いがけなく汽船にのることができました。ある日あらしがきて、船が岩にぶつかりしずみはじめます。船にのこされたチムと船長さんは、「海のもくず」ときえるのでしょうか。
◆次はこの本!
『チムとルーシーとかいぞく』
『チム、ジンジャーをたすける』
『チムとシャーロット』
『チムききいっぱつ』
『チムひとりぼっち』
『チムのいぬタウザー』
『チムとうだいをまもる』
『チムさいごのこうかい』
『コックのジンジャー』
『ルーシーのしあわせ』
11『トラのじゅうたんになりたかったトラ』
ジェラルド・ローズ/文・絵 ふしみみさを/訳 岩波書店
【絵本】
トラは、年をとってえものをとれなくなり、骨と皮ばかりにやせこけてしまいました。宮殿で王さまたちが楽しそうに食事しているのを見て、なかまに入りたくてたまりません。ある日トラは、めしつかいがじゅうたんを干しているのを見て、ひらめきました。
12『ねむりひめ』
![ねむりひめ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/124.jpg)
【絵本】【むかし話】
おひめさまは15さいになったとき、うらない女のよげんどおり「つむ」にさされ、100年のねむりにつきました。王子さまがねむりひめに会いに、いばらのしろに近づいたとき、ちょうど100年がたっていました。グリムのむかし話。
13『(せかいのこどもたちのはなし)はがぬけたらどうするの?』
![はがぬけたらどうするの](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/063.jpg)
セルビー・ビーラー/文 ブライアン・カラス/絵 こだまともこ/訳 フレーベル館
【絵本】【知しき】
乳歯が抜けたとき、あなたはその歯をどうしますか。おまじないをとなえながら屋根の上や、縁の下になげたり、ペンダントにしたり、犬に食べさせたり、妖精や動物が出てきたり。世界各国のいろいろな言い伝えを紹介した絵本です。
14『番ねずみのヤカちゃん』
![番ねずみのヤカちゃん](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/064.jpg)
リチャード・ウィルバー/さく 松岡享子/やく 大社玲子/え 福音館書店
ある家の壁のすき間に、ねずみの親子が、人間に気づかれないように静かにくらしていました。ところが4番目の子ねずみヤカちゃんは、とてつもない大声を出してしまいます。ある晩ヤカちゃんは、知らない男が窓から入ってくるのを見つけます。
15『パンのかけらとちいさなあくま(リトアニア民話)』
![パンのかけらとちいさなあくま](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/065.jpg)
内田莉莎子/再話 堀内誠一/画 福音館書店
【絵本】【むかし話】
小さなあくまは、まずしい木こりからパンのかけらをぬすみます。大きなあくまたちにおこられて、おわびに木こりが地主からかりた沼地を、麦畑にかえることに。ところが、よくばりな地主が、麦を横どりしてしまいます。あくまがかつやくするリトアニアのむかし話。
16『プーのはちみつとり(はじめてのプーさん)』
![プーのはちみつとり](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/066.jpg)
A.A.ミルン/文 E.H.シェパード/絵 石井桃子/訳 岩波書店
【絵本】【続編・シリーズあり】
くまのプーは、ハチたちに気づかれないように、大きなカシの木のてっぺんの巣から、ハチミツをとろうと考えます。プーは青いふうせんにつかまって空にあがっていきました。青い空の下にうかんだ小さな黒い雲になったつもりのプーでしたが・・・。シリーズ1さつめ。
◆次はこの本!
『プーあそびをはつめいする』
『イーヨーのあたらしいうち』
17『ほね』
![ほね](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/125.jpg)
【絵本】【知しき】
みなさんの体をさわってみてください。かたいものがありますね。それがほねです。人間の体にはほねがあって、のうやしんぞうなどをまもっています。たのしい絵で、ほねのしくみやはたらきがよくわかります。
18『まめ』
![まめ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/126.jpg)
【絵本】【知しき】
とらまめ、だいず、あずき…大きさも色も形もさまざまな豆。どれもさやにつつまれて育ちます。そのまめを土にまくとまた芽 を出します。いつも食べているまめが「めをだすよういをして やすんでいるたね」だということがわかります。
19『みかんのひみつ』
![みかんのひみつ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/068.jpg)
岩間史朗/写真撮影 鈴木伸一/監修 ひさかたチャイルド
【絵本】【知しき】
みかんのふくろの中の小さなつぶは、いったいいくつ? みかんのしくみ、実のなり方などの様子を写真で紹介し、おいしいだけじゃないみかんのひみつを明かします。
20『みずとはなんじゃ?』
![みずとはなんじゃ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/069.jpg)
かこさとし/作 鈴木まもる/絵 小峰書店
【絵本】【知しき】
飲んだり、顔をあらったり、うがいをしたり、毎日必ず使う水。色も、においもなく、ゆげになったり、氷になったりと形を変える水。動物にも植物にも絶対に必要な水。不思議な水の性質を「にんじゃ」や「いしゃ」にたとえて、わかりやすく説明した科学絵本。
21『ものぐさトミー』
![ものぐさトミー](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/070.jpg)
ペーン・デュボア/文・絵 松岡享子/訳 岩波書店
【絵本】
トミー・ナマケンボは、電気で動く機械じかけの家に住んでいます。おふろも、歯みがきも、食事もすべて機械が自動でしてくれます。ところが嵐で電気が止まり、機械も止まってしまいました。7日後に電気が通って、機械がいっせいに7日ぶんの仕事をしたので、さあたいへん。
22『やまなしもぎ』
![やまなしもぎ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/071.jpg)
平野直/再話 太田大八/画 福音館書店
【絵本】【むかし話】
昔あるところに、お母さんと三人の兄弟がいました。病気のお母さんがやまなしを食べたいというので、一番上の太郎が奥山にやまなしもぎに出かけますが、沼の主にのみこまれてしまいました。次の次郎ものみこまれ、最後に三郎が出かけていきます。日本の昔話絵本。
23『ロバのシルベスターとまほうの小石』
![ロバのシルベスターとまほうの小石](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/072.jpg)
ウィリアム・スタイグ/さく せたていじ/やく 評論社
【絵本】
ロバのシルベスターはある日、願いがかなう赤い小石を見つけます。大喜びで帰る途中、ライオンに出くわし、あわてて岩になりますが、もとにもどれなくなってしまいました。お父さんとお母さんは、シルベスターを必死でさがしますが、みつかりません。
24『ワニのライルがやってきた』
![ワニのライルがやってきた](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/073.jpg)
バーナード・ウェーバー/さく 小杉佐恵子/やく 大日本図書
【絵本】
プリムさん一家が引っこした家には、大きな緑色のワニのライルが住んでいました。最初はおどろいたプリムさんたちでしたが、芸ができて、気立てのいいライルをだんだん好きになります。シリーズ1さつめ。
◆次はこの本!
『ワニのライル、動物園をにげだす』
『ワニのライルとたんじょうパーティー』
『ワニのライルとなぞの手紙』
『ワニのライル、おかあさんをみつける』
『ワニのライルとどろぼうじけん』
『ワニのライルは会社のにんきもの』
小学3・4年生~
25『イギリスとアイルランドの昔話』
![イギリスとアイルランドの昔話](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/076.jpg)
石井桃子/訳 J.D.バトン/画 福音館書店
【むかし話】【たんぺんしゅう】
「三びきの子ぶた」や「ジャックとマメの木」などのお話のほか、お墓で拾った小さい骨から声が聞こえてくる「ちいちゃい、ちいちゃい」、言うことを聞かない男の子が人食い鬼につかまる「ミアッカどん」など、こわい話や笑い話など30の昔話が入っています。
26『石の卵』
![石の卵](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/077.jpg)
山田英春/文・写真 福音館書店
【知しき】
外から見るとただの丸い石ですが、2つにわってみると、中から美しい色やもようが現れる「石の卵」。「ドラゴンエッグ」「サンダーエッグ」と名づけられたこの美しい石たちは、自然から生まれました。いったいどうやってできたのでしょうか。
27『今森光彦の昆虫教室』とりかた・みつけかた/くらしとかいかた
![今森光彦の昆虫教室](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/078.jpg)
今森光彦/作 童心社
【知しき】
虫の野外でのくらし方、虫のとり方、みつけ方、これまで著者が実践した飼い方などを写真で紹介しています。調べ方、標本の作り方の解説も。巻末にさくいんがあるので、図鑑としても使えます。「くらしとかいかた」と「とりかた・みつけかた」の2冊セット。
28『宇宙』
![宇宙](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/079.jpg)
加古里子/文・絵 福音館書店
【絵本】【知しき】
人類は空を飛ぶためにどんなことをしてきたのでしょう。宇宙へはどうやってたどり着いた?ノミのジャンプから始まって、動物の速さ、建物の高さなど見開きいっぱいに描かれた絵をたどっていくと、地球から宇宙旅行に。果てしない宇宙について知ることができます。
29『羽毛恐竜』
![羽毛恐竜](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/080.jpg)
大島英太郎/作 真鍋真/監修 福音館書店
【絵本】【知しき】
絶滅したと思われていた恐竜は、今も鳥として生き延びていました。新しい化石の発見で、羽毛を持つ恐竜がいたことが分かってきたのです。最新の研究を基にして、恐竜が鳥へと進化していく過程を豊富な絵とともに解説しています。
30『エパミナンダス(愛蔵版おはなしのろうそく)』
東京子ども図書館/編 大社玲子/絵 東京子ども図書館
【続編・シリーズあり】 【たんぺんしゅう】
何をやってもへまばかりの男の子のゆかいなお話「エパミナンダス」のほか、人食いの大男に知恵で立ち向かう「かしこいモリー」、不思議なおなべからおかゆがあふれだす「おいしいおかゆ」など10のお話となぞなぞが入っています。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『ついでにペロリ(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『ながすね ふとはら がんりき(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『だめといわれてひっこむな(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『ヴァイノと白鳥ひめ(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『雨のち晴(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『赤鬼エティン(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『ホットケーキ(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『まめたろう(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『ティッキ・ピッキ・ブン・ブン(愛蔵版おはなしのろうそく)』
『雌牛のブーコラ(愛蔵版おはなしのろうそく)』
31『おーいぽぽんた』
![おーいぽぽんた](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/134.jpg)
166の詩や短歌、俳句がのっています。意味が分からなくても気に入った詩や短歌 や俳句を見つけて、声に出して読んでみてください。ことばのひびき、リズムのたのしさがつたわってきます。
32『大きな森の小さな家』
![大きな森の小さな家](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/082.jpg)
ローラ・インガルス・ワイルダー/作 恩地三保子/訳 ガース・ウィリアムズ/画 福音館書店
【続編・シリーズあり】
100年以上前の北アメリカ、大きな森の小さな家に、5歳のローラは、父さんと母さん、姉さんと住んでいました。父さんのとってきたシカをくんせいにしたり、牛乳からバターを作ったり。ローラたちの1年間の生活が語られます。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『プラム・クリークの土手で』
『シルバー・レイクの岸辺で』
『農場の少年』
『長い冬』
『大草原の小さな家』
33『大どろぼうホッツェンプロッツ』
![大どろぼうホッツェンプロッツ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/083.jpg)
オトフリート・プロイスラー/著 中村浩三/訳 偕成社
【続編・シリーズあり】
かぎ鼻にもじゃもじゃの黒いひげ、右手にピストル、腰に7本の短刀をさした大どろぼうホッツェンプロッツ。カスパールのおばあさんがだいじなコーヒー挽きを盗みます。カスパールは、なかよしのゼッペルと二人で大どろぼうをつかまえることに。知恵をしぼってわなをしかけます。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる』
『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる』
34『がんばれヘンリーくん』
ベバリイ・クリアリー/作 松岡享子/訳 ルイス・ダーリング/絵 学研プラス
【続編・シリーズあり】
ヘンリーは小学3年生の、どこにでもいる男の子。町でやせこけた犬を拾い、バスでこっそりいっしょに帰ろうとします。ところが犬が大暴れ。パトカーにのせられ家まで送られます。ヘンリーは犬をアバラ―とよんでいっしょにくらすことに。ゆかいな毎日が始まります。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『ヘンリーくんとアバラー』
『ヘンリーくんとビーザス』
『ヘンリーくんと新聞配達』
『ヘンリーくんと秘密クラブ』
『ビーザスといたずらラモーナ』
『ラモーナは豆台風』
『ゆうかんな女の子ラモーナ』
『ラモーナとおとうさん』
『ラモーナとおかあさん』
『ラモーナ、八歳になる』
『ラモーナとあたらしい家族』
『ラモーナ、明日へ』
『アバラーのぼうけん』
35『くろて団は名探偵』
![くろて団は名探偵](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/084.jpg)
ハンス・ユルゲン・プレス/作 大社玲子/訳 岩波書店
名探偵くろて団のメンバーは、子ども4人とリス1ぴき。学校が終わると集まって、事件のなぞをときます。ある日、ちかくの空き家に怪しい男がひそんでいることに気がつき、くろて団の冒険が始まります。事件解決のヒントは、絵とクイズ。じっくり見て、いっしょになぞを解いてみよう。
36『雑草のくらし』
甲斐信枝/さく 福音館書店
【絵本】【知しき】
あるあき地でいろんな雑草が、芽を出し、花を咲かせ、実を結び、枯れていく様子を、実際に著者が5年間観察をつづけ、ていねいに描いた科学絵本。季節を追うごとに、光や養分をうばいあいながら、雑草の世界は大きく変わっていきます。
37『しずくの首飾り』
![しずくの首飾り](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/085.jpg)
ジョーン・エイキン/作 猪熊葉子/訳 岩波書店
【たんぺんしゅう】
ある夫婦に助けられた北風が、赤ちゃんの名づけ親になって、首にかけていれば雨にぬれない首飾りをプレゼントする「しずくの首飾り」。イースト入りのミルクをのんでクジラほどに大きくなった「パン屋のネコ」など、8つのお話が楽しめます。
38『シンドバッドの冒険』
![シンドバッドの冒険](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/086.jpg)
ルドミラ・ゼーマン/文・絵 脇明子/訳 岩波書店
【絵本】 【続編・シリーズあり】
船乗りのシンドバッドは、世界の海を航海中に、山も丘もないなだらかな島で一休み。すると、島が揺れ出しブクブクと沈んでしまいます。島と思っていたのはなんとクジラでした。クジラの島、ダイヤモンドの谷で、シンドバッドがくり広げる冒険を、美しい迫力のある絵で描いています。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『シンドバッドと怪物の島』
『シンドバッドのさいごの航海』
39『世界あちこちゆかいな家めぐり』
![世界あちこちゆかいな家めぐり](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/087.jpg)
小松義夫/文・写真 西山晶/絵 福音館書店
【知しき】
世界には、「みんなで輪になってくらす家」「屋根に目がある家」「地面の下にくらす家」などおもしろい家がたくさんあります。いろいろな国のいろいろな家や、その家でくらす人びとのようすが、写真とイラストで紹介されています。あなたはどの家に住んでみたいですか。
40『世界恐竜発見地図』
![世界恐竜発見地図](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/088.jpg)
ヒサクニヒコ/絵・文 岩崎書店
【知しき】
恐竜の化石が発見された時代や場所を、大陸ごとにわかりやすくイラストで紹介した地図絵本。登場する恐竜は全部で1020頭。恐竜の特徴や発見者についての豆知識などが書きこまれています。巻末にさくいんがあるので、恐竜の名前から探すことも。
41『世界でいちばんやかましい音』
![世界でいちばんやかましい音](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/089.jpg)
ベンジャミン・エルキン/作 松岡享子/訳 太田大八/絵 こぐま社
世界で一番やかましいガヤガヤという都のギャオギャオ王子は、6歳の誕生日プレゼントに世界で一番やかましい音を聞きたいと、王さまにねだります。そこで世界中の人がありったけの声で同時に叫ぶことになりました。ところが自分だけ叫ぶのをやめて、その音を聞いてみようと考える人が出てきます。
42『せかいのひとびと』
![せかいのひとびと](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/090.jpg)
ピーター・スピアー/えとぶん 松川真弓/やく 評論社
【絵本】【知しき】
この地球にくらす人は、体の大きさ、肌の色、鼻の形、髪の毛、性格、食べ物、着る物、家、遊び、言葉、文字などみんなさまざまです。世界のいろいろな民族、風習、言語、文化などを細かく描きこまれた絵でユーモラスに紹介する大型の絵本。
43『セロひきのゴーシュ』
![セロひきのゴーシュ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/091.jpg)
宮沢賢治/作 茂田井武/画 福音館書店
ゴーシュは楽団でセロをひいていますが一番へたで、楽長にしかられてばかり。音楽会が近づいても、ゴーシュだけが他の楽器と合いません。家で遅くまで練習をしていると、猫がやってきて、 ゴーシュにセロをひくようにたのみます。その日からどうぶつたちがつぎつぎと…。
44『ちいさいおうち』
![ちいさいおうち](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/092.jpg)
バージニア・リー・バートン/ぶんとえ いしいももこ/やく 岩波書店
【絵本】
静かな田舎にたてられた、きれいなちいさいおうちは、ひなぎくやリンゴの木にかこまれて幸せでした。ところが長い時がすぎ、ちいさいおうちのまわりを自動車やトラックが走り始め、工場が立ち、にぎやかな都会になっていきます。みすぼらしくなったちいさいおうちを振り返る人はだれもいません。
45『月からきたトウヤーヤ』
![月からきたトウヤーヤ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/093.jpg)
蕭甘牛/作 君島久子/訳 岩波書店
ある十五夜の晩、わらじを編むのが上手なおばあさんのところに、月のおじいさんがわらじの注文にやってきます。お礼のトウモロコシの種から生まれたトウヤーヤは、やがて大きくなるとおばあさんの目を治すために金の鳥を探す旅に出かけます。中国チワン族のお話。
46『長くつ下のピッピ(リンドグレーン・コレクション)』
![長くつ下のピッピ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/094.jpg)
アストリッド・リンドグレーン/作 イングリッド・ヴァン・ニイマン/絵 菱木晃子/訳 岩波書店
【続編・シリーズあり】
ピッピは9歳。かたっぽは茶色、もうかたっぽは黒の長靴下をはいた世界一強い女の子。小さな町の古い家に、サルの二ルソンさんと、馬といっしょに住んでいます。仲良しになったとなりの家のトミーとアニカきょうだいと、てんやわんやの楽しい毎日をすごします。シリーズ1冊目。
47『はじまりはたき火 火とくらしてきたわたしたち』
まつむらゆりこ/作 小林マキ/絵 福音館書店
【絵本】【知しき】
人は火の力を使い、くらしがどんどん便利になりました。また、ものを動かすしくみも次々に考え出しました。しかしそのために水や空気をよごし問題をおこしています。人にとって本当のゆたかさとは何かを考えるきっかけになる1 冊です。
48『ポリーとはらぺこオオカミ』
![ポリーとはらぺこオオカミ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/128.jpg)
【続編・シリーズあり】
かしこいポリーとまぬけなオオカミの話。オオカミはポリーをどうしても食べてやろうと、『赤ずきん』や『三びきのこぶた』のおはなしに出てくるオオカミのまねをして、ポリーの家に何度 もやってきますが…。
小学5・6年生~
49『赤ちゃんのはなし』
![赤ちゃんのはなし](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/096.jpg)
マリー・ホール・エッツ/ぶん・え 坪井郁美/やく 福音館書店
【絵本】【知しき】
赤ちゃんは、お母さんのおなかの中でどんなふうに育っていくのでしょうか。はじまりのはじまり「目に見えないほど小さな生命のもと」が少しづつ大きくなっていくところから、赤ちゃんが生まれてきて、初めてわらうまでが、分かりやすい文章と絵でていねいにかかれています。
50『あしながおじさん』
![あしながおじさん](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/097.jpg)
J.ウェブスター/作・画 坪井郁美/訳 福音館書店
孤児院に育つジュディは、ある紳士の援助で大学に通えることになります。その条件は、月に一度、紳士に手紙を書くこと。彼の名前は秘密で、返事ももらえません。ジュディは彼を「あしながおじさん」と呼び、大学生活の様子を書き送り続けます。ユーモアあふれる手紙でできた物語。
51『宇宙食になったサバ缶』
【知しき】【福井ゆかり】
宇宙飛行士の野口聡一さんが宇宙で食べた「サバ缶」。つくったのは、福井県立若狭高等学校の生徒たちでした。JAXA(ジャクサ)認定宇宙食の「サバ缶」をつくった高校生たちと、それをまわりでささえた大人たちとの14年間の物語。
52『絵で見る 日本の歴史』
![絵で見る日本の歴史](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/098.jpg)
西村繁男/作 福音館書店
【絵本】【知しき】
氷河時代の終りは、日本はまだアジア大陸の一部でした。そのころから現代までの人々の歴史を絵で表しています。たくさんの人々の生活の様子が、どの場面にも細かく書き込まれています。巻末の解説では、それぞれの時代についての詳しい説明もあります。
53『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』
![絵ときゾウの時間とネズミの時間](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/099.jpg)
本川達雄/文 あべ弘士/絵 福音館書店
【知しき】
体の大きさや寿命など、まったくちがうゾウとネズミですが、1回の呼吸のあいだに心臓がうつ回数は、どちらも4回です。さらに、一生のあいだに心臓がうつ回数は、ゾウもネズミも同じ15億回です。大きさの違い、寿命の違いとは、どういうことなのでしょう。生き物と時間の不思議を考える科学絵本です。
54『エーミールと探偵たち』
![エーミールと探偵たち](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/100.jpg)
エーリヒ・ケストナー/作 池田香代子/訳 岩波書店
【続編・シリーズあり】
エーミールは汽車の中で居眠りをして、お母さんから預かった大事なお金を、隣に座った男に盗まれます。男を追いかけていると、見知らぬ少年が声をかけてきて、協力してくれることに。すぐに仲間たちを集め、みんなで犯人を捕まえようと知恵を絞ります。続編あり。
◆次はこの本!
『エーミールと三人のふたご』
55『機関車・電車の歴史』
![機関車・電車の歴史](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/101.jpg)
山本忠敬/著 福音館書店
【知しき】
19世紀のはじめに蒸気機関車が発明されて以来、世界中でさまざまなタイプの機関車や電車が作られました。最初の機関車から現代の特急電車や新幹線まで、約200年の世界の鉄道の歴史を、美しい絵とていねいな説明でたどります。
56『ギリシア神話』
![ギリシア神話](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/135.jpg)
世界の始まりと、神々や英雄たちの冒険を描いたギリシア神話。恋に落ちるゼウス神、困難に立ち向かう英雄ヘラクレスをはじめ、「パンドラ」や「トロイア戦争」など、古代ギリシアから語り継がれてきた物語を楽しめます。
57『ギルガメシュ王ものがたり』
![ギルガメシュ王ものがたり](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/102.jpg)
ルドミラ・ゼーマン/文・絵 松野正子/訳 岩波書店
【絵本】 【続編・シリーズあり】
神でも人間でもあるギルガメシュ王は、人間の姿をしていても、人間の心は知りませんでした。友だちもない孤独な王は、自分の力を見せつけるため、城壁づくりを人々に命じます。人々が太陽神に助けを求めると、神は、エンキドゥという人間を作って、王国へ送り出しました。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『ギルガメシュ王のたたかい』
『ギルガメシュ王さいごの旅』
58『クローディアの秘密』
![クローディアの秘密](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/103.jpg)
E.L.カニグズバーグ/作 松永ふみ子/訳 岩波書店
クローディアは、日常が嫌になって家出を計画します。弟をさそい、選んだ行き先はニューヨークのメトロポリタン美術館。警備員に隠れて寝起きしながら、二人はミケランジェロ作かもしれないとされる天使の像に興味をひかれ、その謎を解こうとします。最後にクローディアがたどりついた答えは・・・。
59『せいめいのれきし 改訂版』
![せいめいのれきし](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/105.jpg)
バージニア・リー・バートン/文・絵 いしいももこ/訳 まなべまこと/監修 岩波書店
【絵本】【知しき】
宇宙、地球、生き物のはじまりの時から、今、この時までの壮大な歴史を、劇場での劇を観ているように見ることができる絵本。第1幕の舞台は古生代。5億年前の海底から生命が生まれ、進化していきます。「いますぎていく1秒1秒が、はてしない時のくさりの、あたらしい・わです」。2015年改訂。
60『世界を救うパンの缶詰』
![世界を救うパンの缶詰](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/137.jpg)
【知識】
「パン・アキモト」のパンの缶詰は、災害のあった地域や、飢えに苦しむ地域に届けられて、喜ばれています。世界中で役に立っているこのパンの缶詰は、「乾パンのように長期保存ができる、やわらかくて、おいしいパンはありませんか?」という被災地の声がきっかけで作られました。
61『ツバメ号とアマゾン号』上・下
![ツバメ号とアマゾン号](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/107.jpg)
アーサー・ランサム/作 神宮輝夫/訳 岩波書店
【続編・シリーズあり】
ジョン、スーザン、ティティ、ロジャの4人兄弟は、夏休みに、小さな帆船ツバメ号で湖の無人島に出発。子どもたちだけでキャンプをします。航海士や探検家のつもりでツバメ号を走らせていると、アマゾン号という船を操り、海賊だと名のる姉妹と出会います。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『ツバメの谷』上・下
『ヤマネコ号の冒険』上・下
『長い冬休み』上・下
『オオバンクラブ物語』上・下
『ツバメ号の伝書バト』上・下
『海へ出るつもりじゃなかった』上・下
『ひみつの海』上・下
『六人の探偵たち』上・下
『女海賊の島』上・下
『スカラブ号の夏休み』上・下
『シロクマ号となぞの鳥』上・下
62『トムは真夜中の庭で』
![トムは真夜中の庭で](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/108.jpg)
フィリパ・ピアス/作 高杉一郎/訳 岩波書店
トムは、弟のはしかがうつらないようにと、おじさんとおばさんの住むアパートに預けられ、ひとりで夏休みを過ごすことになります。その家のホールには古い大時計がありました。ある夜、トムはベッドの中で大時計が十三時を打つのを聞きます。見に行くと、外には昼間はなかった大きな庭園が広がっていました。
63『ドリトル先生アフリカゆき』
![ドリトル先生アフリカゆき](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/109.jpg)
ヒュー・ロフティング/作 井伏鱒二/訳 岩波書店
【続編・シリーズあり】
イギリスに住むドリトル先生は、動物の言葉が話せるお医者さん。アフリカのサルたちを、疫病から救うために、オウムのポリネシア、サルのチーチーたちと一緒に航海にでます。ところがアフリカを目の前にして嵐にあい、乗っていた船が沈んでしまいます。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『ドリトル先生航海記』
『ドリトル先生の郵便局』
『ドリトル先生のサーカス』
『ドリトル先生の動物園』
『ドリトル先生のキャラバン』
『ドリトル先生と月からの使い』
『ドリトル先生月へゆく』
『ドリトル先生月から帰る』
『ドリトル先生と秘密の湖』
『ドリトル先生と緑のカナリア』
『ドリトル先生の楽しい家』
64『秘密の花園』
![秘密の花園](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/111.jpg)
F.H.バーネット/作 猪熊葉子/訳 堀内誠一/画 福音館書店
インドでわがままに育ったメリーは、コレラで両親を亡くし、イギリスのおじさんにひきとられます。そこは田舎の600年もたった古い大きなお屋敷でした。鍵のかかった部屋が百もあり、十年の間、鍵がかけられて誰も入ったことのない庭がありました。メリーは、ある夜子どもの泣き声を聞きます。
65『冒険者たち』
![冒険者たち](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/113.jpg)
斎藤惇夫/作 薮内正幸/画 岩波書店
【続編・シリーズあり】
ドブネズミのガンバとボーボ、ちから自慢のヨイショや何でも知っているガクシャたち15ひきの仲間は、イタチとたたかう島ネズミを助けに、夢見が島にわたりました。ガンバたちは、恐ろしいイタチのノロイ一族と、知恵と力のかぎりをつくして戦います。続編は『ガンバとカワウソの冒険』。
◆次はこの本!
『ガンバとカワウソの冒険』
66『冒険図鑑 野外で生活するために』
![冒険図鑑](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/132.jpg)
【知しき】
料理の基本、応急手当など、日常生活や災害時も活用できる技や知恵がつまった野外生活の案内書。イラストを交えて分かりやすく書かれているのですぐに実践でき、目次や索引から、やってみたいことを探すこともできます。
67『ぼくたち負け組クラブ』
![ぼくたち負け組クラブ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/114.jpg)
アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳 講談社
本好きのアレックは読書クラブを結成します。わざと「負け組クラブ」と名づけ、静かに本を読もうとします。ところが、クラブの仲間はどんどん増え、クラブ名を変えようという案まで出てきました。発表会の日、「負け組クラブ」という名前にこめられた本当の意味が明かされます。
68『ホビットの冒険』上・下
![ホビットの冒険](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/115.jpg)
J.R.R.トールキン/作 瀬田貞二/訳 岩波書店
ホビット族の小人ビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘い出され、竜にうばわれた宝を取り返す旅に出ます。ビルボは、たまたま手にいれた魔法の指輪の力で、仲間とともに何度もピンチを切り抜け、おそろしい竜に立ち向かいます。『指輪物語』へと続く作品です。
69『魔法使いのチョコレート・ケーキ』
![魔法使いのチョコレート・ケーキ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/116.jpg)
マーガレット・マーヒー/作 シャーリー・ヒューズ/画 石井桃子/訳 福音館書店
【たんぺんしゅう】
魔法のうではよくないが、料理のうでは素晴らしい魔法使いがいました。子どもたちをパーティーに招待しようと、招待状をだしましたが、だれも来ません。それから何年も何年もたったある日…「魔法使いのチョコレート・ケーキ」など、8つの短編と2つの詩が入ったお話集。
70『名探偵カッレ城跡の謎(リンドグレーン・コレクション)』
![名探偵カッレ城跡の謎](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/118.jpg)
アストリッド・リンドグレーン/作 菱木晃子/訳 平澤朋子/絵 岩波書店
【続編・シリーズあり】
名探偵にあこがれる男の子カッレ。親友のアンデッシュ、エヴァロッタとともに、突然町にやってきた怪しげな「おじさん」の秘密を探っていくうち、本物の宝石どろぼうに立ち向かうことに!シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『名探偵カッレ地主館の罠』
『名探偵カッレ危険な夏の島』
71『モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語』
![モモ](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/133.jpg)
モモは、古い建物あとに一人で住むふしぎな女の子。ある日灰色ずくめの男たちがやってきて、人々の時間を盗み始めます。時間を取り返そうとするモモは、時間の国の老人マイスター・ホラに助けられて、灰色の男たちに立ち向 かいます。
72『ライオンと魔女(ナルニア国ものがたり)』
![ライオンと魔女](./suishoutosho-shougakusei-d_d/img/119.jpg)
C.S.ルイス/作 瀬田貞二/訳 岩波書店
【続編・シリーズあり】
4人の兄弟姉妹がイギリスの田舎の大きな屋敷に預けられました。4人は衣装ダンスの奥が、雪の降り積もるナルニア国に通じているのを見つけます。そこは魔女が支配する冬の世界でした。子ども達は偉大なライオン「アスラン」のみちびきで、ナルニアをすくうため、魔女と戦うことになります。シリーズ1冊目。
◆次はこの本!
『カスピアン王子のつのぶえ』
『朝びらき丸東の海へ』
『銀のいす』
『馬と少年』
『魔術師のおい』
『さいごの戦い』
小冊子「本のあるまいにち」
◆子どもの成長段階に応じた推奨図書(小学生対象)(別ウィンドウがひらきます)
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