令和6年度「子ども読書指導者研修会」学校図書館活用講座 子どもにとっての読書バリアフリーとは(2/28)

最終更新日 2025年1月23日ページID 059472

印刷

福井県では、読書や学校図書館にかかわる教職員等を対象に、学校図書館の役割を理解し、児童生徒への読書活動の支援方法を学ぶ講座を開催します。学校図書館にかかわる職員等の専門性向上を図り、学校図書館を活性化し、子どもの読書活動推進を目指します。

日時

令和7年2月28日(金) 13:30~15:30

会場

本会場:福井県立図書館 多目的ホール
サテライト会場:若狭図書学習センター 研修室
※サテライト会場へは、本会場からオンライン配信

対象

小中高・特別支援学校の学校司書、学校図書館長(校長)、教員・図書館担当の教職員、図書館職員等

定員

本会場 30名 /サテライト会場 15名

内容

子どもにとっての読書バリアフリーとは

令和6年版『障害者白書』によれば、義務段階で特別支援教育を受けている子どもは2023年現在、約64万人となっており、2013年と比較すると約2倍に増加している。通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒の割合も、小中学校においては約8.8%と増加している。
読書活動の推進にあたっては、多様な子どもたちを受容し、対応した取り組みを行うことが重要である。2016年に制定された学校図書館ガイドラインには読書バリアフリーが盛り込まれ、視覚障害者等が利用しやすい書籍の充実などひとりひとりの読みやすさに応じた読書を提供するための学校図書館の充実が求められている。
本研修では、子どもの読書バリアフリー推進についての理論と実践、最新情報を学び、読書バリアフリー環境を整えるためにできることを考える。 

講師

野口 武悟 専修大学文学部教授・放送大学客員教授

noguchi
1978 年栃木県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了後、2006 年に専修大学に入職し、2014 年から現職。
文部科学省の令和4年度子供の読書活動推進に関する有識者会議委員を務め、現在は、全国学校図書館協議会理事長、学校図書館図書整備協会理事長、日本特別ニーズ教育学会理事、文部科学省の図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議委員、複数の自治体の社会教育委員などを務める。
近著に『学校の「読書バリアフリー」はじめの一歩』(学事出版、2024年)、『改訂二版 学校経営と学校図書館』(放送大学教育振興会、2023年)、『学びの環境をデザインする学校図書館マネジメント』(悠光堂、2022年)、『変化する社会とともに歩む学校図書館』(勉誠出版、2021年)などがある。

kincho
近著『学校の「読書バリアフリー」はじめの一歩』(学事出版、2024年)

申込方法

申込フォーム(下記URL)からお申込みください。

申込フォーム(Microsoft Formsの画面が開きます)

教員は、教員研修プラットフォーム「Plant」によるお申込みもできます(2/1頃~)。できれば、併せて申込フォームからもお申込みください。

リンク

→ 子ども読書指導者研修会(教職員等向け)
→ 福井県の子どもの読書活動推進事業(トップページ)

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、syoubun@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

生涯学習・文化財課

電話番号:0776-20-0558 ファックス:0776-20-0672メール:syoubun@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)