令和4年度子ども読書指導者研修会 学校図書館活用講座を開催しました
県では、読書や学校図書館にかかわる教職員等を対象に、学校図書館の役割を理解し、児童生徒への読書活動の支援方法を学ぶ研修を開催しています。学校図書館にかかわる職員等の専門性向上を図り、学校図書館を活性化し、子どもの読書活動推進を目指しています。令和4年度の研修会を、8月23日に県立図書館にて開催しました。
内容
学校図書館とは何か
~引き出す教育・楽しむ教育に資する学校図書館をつくるために~
学習指導要領に示された主体的・対話的で深い学びの実現に向け、学校図書館がさまざまな機能を果たしていくことが求められている。2016年、国は「学校図書館ガイドライン」を定め、さらなる学校図書館の整備充実を目指している。本研修では、学校図書館の役割、3つの機能(読書センター、学習センター、情報センター)や、学校図書館を取り巻く現状を学び、学校図書館の運営、児童生徒の読書活動への支援について考える。
講師
野口 武悟 氏 専修大学文学部教授・放送大学客員教授
1978 年栃木県生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修了
博士(図書館情報学)。2006 年に専修大学に入職し、2014 年から現職。
現在、文部科学省子供の読書活動推進に関する有識者会議委員、公益社団法人全国学校図書館協議会『学校図書館』編集委員長、複数の自治体の図書館協議会委員や社会教育委員などを務める。
近著に『学びの環境をデザインする学校図書館マネジメント』(悠光堂、2022年)、『変化する社会とともに歩む学校図書館』(勉誠出版、2021年)などがある。
参加者の声より
- 読書センター機能のみでなく、情報センターとしてデジタル端末やオーブンコンテンツの利用を考えていきたい。
- 明日から実践できることが出来て良かったです。
- 読書指導、学校図書館運営の新しい視点が得られました。
- とても参考になった。先生のお話はわかりやすかった。
- ICTの利用を学校図書館の立場から考えたことはなかったので、新しい学びになりました。学校に持ち帰り、自分でもいろんなコンテンツを使いながら取り入れていきたいとおもいます。
- リーディングトラッカーなど、この夏休み中に準備ができ、すぐに活用できそうな内容が多くありました。タブレットと本と併用して使うこと、無料コンテンツの活用など今後の図書室運営に生かしていきたいと思いました。
- 研修を通して、学校図書感の役割・立ち位置を再認識いたしました。「授業に活用できる資料構成」を念頭に置いて、図書館運営を行っていきたいと思います。「オープンアクセス可能なコンテンツ」の紹介は大変ありがたかったです。
- 学校に必要な機能、役割を再認識しました。実践できる提案が多くありがたかったです。
- デジタリルと紙の融合は、子ども達にとって選択肢が増えるのでとても良いと思います。しかし、情報が多すぎても使いこなせないこともあるので、きちんとした教育(大人も含め)は必要だと感じました。
関連リンク
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