令和7年度「子ども読書指導者研修会」学校図書館活用講座
福井県では、読書や学校図書館にかかわる教職員等を対象に、学校図書館の役割を理解し、児童生徒への読書活動の支援方法を学ぶ講座を開催します。学校図書館にかかわる職員等の専門性向上を図り、学校図書館を活性化し、子どもの読書活動推進を目指します。
日時・会場
嶺南会場:令和7年8月21日(木曜日) 若狭図書学習センター 研修室
嶺北会場:令和7年8月22日(金曜日) 福井県立図書館 多目的ホール
スケジュール
嶺南会場(8月21日)
13:10~13:20 受付
13:20 開会
13:20~15:20 講義
15:30~16:00 学校図書館活用に関する事例発表
16:00~16:20 カーリルについての説明
16:20 閉会
嶺北会場(8月22日)
9:10~ 9:20 受付
9:20 開会
9:20~11:20 講義
11:30~12:00 学校図書館活用に関する事例発表
12:00~12:20 カーリルについての説明
12:20 閉会
対象
小中高・特別支援学校の学校司書、学校図書館長(校長)、教員・図書館担当の教職員、図書館職員等
定員
嶺南会場 20名 /嶺北会場 30名 ※定員になり次第締切ります
講義
インクルーシブ教育と学校図書館
~多様な子どもの学びを支える環境づくり~
近年、学校現場では発達障害、外国にルーツを持つ子ども、不登校傾向の児童生徒 など、多様な背景を持つ子どもたちが増える中、障害、文化、言語、学習スタイル等 に配慮した教育の必要性が高まっている。
本研修では、すべての子どもが共に学び合うことを目指す「インクルーシブ教育」 の理念を理解し、学校図書館が果たすべき役割を考える。多様な子どもたちが安心し て学べる学校図書館の環境整備、情報アクセスの保障、教材の選定や支援体制の構築 等を学び、誰一人取り残さない教育の実現に向けた学校図書館の可能性を探る。
講師
野口 武悟氏 専修大学文学部教授・放送大学客員教授
1978 年栃木県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了後、2006 年に専修大学に入職し、 2014 年から現職。 現在、文部科学省図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議委員、公益社団 法人全国学校図書館協議会理事長、日本特別ニーズ教育学会理事、複数の自治体の社会 教育委員などを務める。
近著に『学校の「読書バリアフリー」はじめの一歩:学校図書館 10 の事例』(学事出 版、2024 年)、『学びの環境をデザインする学校図書館マネジメント』(悠光堂、2022 年)、『変化する社会とともに歩む学校図書館』(勉誠出版、2021 年)などがある。
学校図書館活用に関する事例発表
●県内高校による学校図書館活用についての事例発表
<発表校>
勝山高等学校
<発表内容>
「居場所としての学校図書館」
文部科学大臣表彰を受賞した実践内容をもとに、10年余りの学校司書の経験で学んだこと、心がけていること等
<発表者>
勝山高等学校 松永真由子司書
株式会社カーリルによる学校図書館支援プログラムについての説明(オンライン)
県では、第4次福井県子どもの読書活動推進計画にもとづき、児童・生徒用タブレットでの蔵書検索システム(株式会社カーリルが提供する学校図書館支援プログラム)の導入をすすめています。この「学校図書館支援プログラム」について、株式会社カーリル代表取締役 吉本龍司氏より、導入のメリット等についてオンラインでお話いただきます。
※「学校図書館支援プログラム」…(株)カーリルが学校図書館などを対象に、インターネットからの蔵書検索と、簡易的な予約受付の仕組みを無償で提供
申込方法
下記、申込フォーム からお申込みください。
◆申込フォーム(Microsoft Formsの画面が開きます)
教員は、教員研修プラットフォーム「Plant」によるお申込みもできます。「Plant」からのお申込みの場合、 併せて申込フォームからもお申込みください。
リンク
→ 子ども読書指導者研修会(教職員等向け)
→ 福井県の子どもの読書活動推進事業(トップページ)
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、syoubun@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
生涯学習・文化財課
電話番号:0776-20-0558 | ファックス:0776-20-0672 | メール:syoubun@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)