ドナーミルクと母乳バンクについて
福井南高校の夏目ゼミで、ドナーミルクと母乳バンクの啓発活動を行っています
ドナーミルクと母乳バンクの啓発活動に取り組んでいる福井南高校夏目ゼミの活動を紹介します。
県では、寄贈を受けた啓発パンフレットを県立病院・県立図書館で配布するほか、寄付型の自動販売機を県立病院に設置しています。
詳しい情報は、日本財団母乳バンクのホームページ も併せてご覧ください。
(以下、福井南高校夏目ゼミの活動紹介となります)
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初めまして。福井南高校 夏目ゼミです。
私たちは、総合的な探究の時間の授業でドナーミルク使用の啓発活動をしています。
皆さんはドナーミルクをご存じですか?
ドナーミルクとは?
いろいろな検査基準をクリアした、母乳がたくさん出るお母さんから寄付される「善意の母乳」を、母乳バンクという施設で安全に処理した母乳のことで、主に早産や体重1,500グラム未満で生まれた赤ちゃんに使用するものです。1,500グラム未満の極(ごく)低出生体重児は壊死性(えしせい)腸炎(ちょうえん)などの疾患(しっかん)リスクが非常に高いため、身体の組織を作っていくうえで、必要な成分を含んでいる母乳は必要不可欠なものです。
ゼミの活動のきっかけ
福井南高校には、母乳バンクに売り上げの一部が寄付される自動販売機が設置されています。
なぜこのような自動販売機があるのかという疑問から、夏目ゼミでの探究活動がスタートしました。
福井南高校に設置されている自動販売機。
側面には、日本母乳バンク協会からのメッセージが入っています。
私たちは具体的に2つの活動をしています
(1)福井県にドナー登録施設病院を作りたい
母乳を提供する場合、現在福井県ではドナー登録施設が存在せず、登録できるかどうかの検査は県外まで移動する必要があります。産後のお母さんにとって、県外まで移動するリスクが大きいことから県内に登録施設を作ってほしいです。
(2)ドナーミルクの存在を多くの人に知ってほしい!
ドナーミルクの利用は小さく産まれたあかちゃんにできるだけ早く栄養が届くようにするためのものであり、事前に知識があれば、使用するきっかけにつながります。また、私たち学生が妊娠・出産時の知識として知るためにも、啓発活動を進めています。今後は年齢を問わず、多くの人に伝わるよう工夫をしていきたいです。
2024年8月にはふくい高校生県議会に参加し、福井県の子育て施策として提言をさせていただきました。
私たちが作った手作りの啓発パンフレットは、難しい表記を使わずに伝わるように工夫をしてあります。また、折りたたんで、ポケットに入るサイズにしたことと、広げていくと情報が増えていく仕組みになっています。ぜひ手に取ってご覧ください。
両面印刷して、折りたたんでご覧ください。パンフレットの両面印刷はこちらから。
このような活動を行っています。
2024年
これからも、赤ちゃんの健やかな成長のため、ドナーミルクのことを知ってもらえるよう活動していきます。
母乳バンクについて、詳しくはホームページをご覧ください。
〇 「日本財団母乳バンク」のリンクはこちらから(外部リンク)
関連ファイルダウンロード
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アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、kodomomirai@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
こども未来課
電話番号:0776-20-0341 | ファックス:0776-20-0640 | メール:kodomomirai@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)