がん患者相談支援事業の実施について

最終更新日 2025年3月26日ページID 026472

印刷

 県では、がん患者相談支援事業として、「地域のがんサロン」「ピアサポーター養成講座」「小児がん患者・家族支援」を実施しています。

  

1.地域のがんサロン  

■がんサロン「ヨリドコ」■

 がんの患者さんやご家族が、日常生活の中で感じる迷いや悩み、体験等を語り合い、一緒に考え元気になれるように、病院とは離れた環境で、同じ体験をしたもの同士で集える場を提供しています。

 福井のまちの中のいろんなところで開催することで、誰でも参加しやすく、わかりあえる人と出会いやすい場を目指します。
 

★令和7年度開催日程は決まり次第お知らせします。

  ★インスタグラムでも日程掲載予定

 

基本は出入り自由、予約も不要です。ぜひ一度お立ち寄りください。

★インスタグラムにてヨリドコ開催の様子をアップしています。※詳細を見るにはログインが必要です。

 下の画像をクリックするとインスタグラムにつながります。 

ヨリドコ

 

  実際に参加された方は…

 「どう病気を受け入れた?」「仕事どうしてる?」「職場にがんのこと伝えた?友達には伝える?」等‥、今感じている思いや疑問について、「それ、ある、ある」「自分だったらこうするかなぁ」など、何度か参加している人も、はじめましての人も みんなで和気あいあい思いをだし合いました。

 

■がんサロン「ロゴス」

 ★がん看護の専門である、石川県立看護大学牧野名誉教授が開催しています★ 

 「ロゴス」(Logos)には、「言葉」「話」「意味」という意味があります。 

 どんな状況にも意味があると、V.E.フランクル(ドイツの精神科医師)は述べています。

  がんになっても、必ずその困難の中に意味を見いだすことができます。

  このがんサロンには、がん体験者のみならずご家族やその友達も参加できます。

 どんな悩みや不安も、ひとりでは解決できないことがあります。

  同じ体験者や専門家が同じ空間を共にし、お茶などを飲みながら語ることで、 悩みが軽くなることがあります。

 ひとりで悩まず、ちょっと覗いてみませんか? きっと気持ちが軽くなると思います。

  ご都合のいい時間帯にお越しください。

 

 <開催のコンセプト>

 フラッと一人になりたいときもある。でも、誰かに悩みを聞いてほしい時がある。 そんな、自分を取り戻せる場があったらいい。

 がんピアサポーターと看護師、そして、一緒の仲間があなたの話をお聞きし寄り添います。

 安心してお立ち寄りください。

 毎月、がんに関するテーマを設けております。テーマに関係なく、お立ち寄りください。

 

 ★令和7年度開催日程 チラシ

1314

 

 

 「ロゴス」 詳細は代表者:牧野氏(maki_kanngo@yahoo.co.jp )または、県保健予防課 にお問い合わせください。

 

【がんサロン「ロゴス」in 冨士家 の様子】

ロゴス2ロゴス3

 

                             

2.福井県がんピア・サポーター養成講座  

 【ピアサポートとは】
 ピアサポートとは、同じ体験をした仲間(ピア)が相互に助け合う(サポート)ことで、ピアサポートを行う人をピアサポーターといいます。
 ピアサポーターは、「自分自身の体験」の専門家として、自らの体験を他の人が活かせる形で提供することにより患者さんや家族の情緒的な支援を提供し、医療や社会制度をどう使うとよいかを考え、上手に利用(リテラシーの向上)することに貢献します。
 この講座では、がんの治療の体験者がその体験を活かし、同じがん患者さんの悩み・不安に寄り添い、共に考えることでこころのサポートをお手伝いするための傾聴の姿勢や、がんに関する知識を学びます。
 福井県内在住・在勤あるいは在学のがん体験者で県内のがん相談支援センターの推薦を受けた方が対象です。

 

3.小児がん患者・家族支援

 県では、がんの子どもの治療の中核を担う福井大学医学部附属病院小児科病棟にて、クリニクラウンの派遣や読み聞かせ会、クリスマス会などを開催しています。この活動は、がんと闘う子どもとその家族が、慣れない病院生活や治療を送る不安を、遊びなどを通して和らげ、受け入ることができることを目的としています。

 また、患児のきょうだいが集い、遊びや思いを語り合うサロンやご家族が不安や悩みを相談し合うサロンも開催します。

 この活動は、がんの子どもを守る会福井支部に委託し実施しています。

 

  ★クリニクラウンについて → 認定NPO法人日本クリニクラウン協会

   クリニクラウンは、病院(クリニック)を訪問する道化師(クラウン)のことです。

 

 クリニクラウンの活動日(WEB開催、現地開催) 

   訪問回数:年12回(第3水曜日)

   訪問時間:14時~16時

訪問日

1

2024年 4月17日(水) 

2

5月15日(水) 

3

6月19日(水) 

4

  7月17日(水) 

5

8月21日(水)

6

9月18日(水) 

7

10月16日(水) 

8

11月20日(水) 

9

12月18日(水)

10

2025年 1月15日(水) 

11

 2月19日(水) 

12

3月19日(水)

    ※WEB開催では、認定NPO法人クリニクラウン協会と福井大学医学部附属病院がオンラインでつながります!

 

 読み聞かせ会「のぞみお話タイム」・家族サロン ※感染対策のため開催を見合わせる、もしくは開催方法や内容を変更する場合がございます。

   毎月第1,2,4水曜日 13:30~

   病室やプレイルームで、年齢にあった本を読み聞かせします。

   ※日程が変更になることもありますので御了承ください。

 

  ○きょうだいのサロン「のぞみあそぼうタイム」 ※感染対策のため開催を見合わせる、もしくは開催方法や内容を変更する場合がございます。

   病棟に入れないきょうだいを対象に、廊下待合室にてボランティアの大学生のお兄さん、お姉さんと一緒に、工作やゲームなどで楽しみます。

 

 ○夏祭り  

   ヨーヨー釣りなど、たくさんのお店が並ぶよ!

 

 ○クリスマス会  

   サンタさんからのプレゼントもあるよ!!

 

 
■2月15日は国際小児がんデーです。  

○毎年、国際小児がんデーに併せ、県庁や県内に5カ所あるがん診療連携拠点病院などで小児がんに関するパネルや小児がんの子どもたちが描いた絵画の展示をします。また、福井駅西口の恐竜モニュメントおよび福井城址本丸石垣を、小児がんの啓発カラーである「ゴールド」にライトアップします。

 ゴールドリボン・ツリーには、「小児がんの子どもたちの笑顔を守りたい・応援したい」という願いを込めてゴールドのリボンを結んで頂きます。

 この機会に、小児がんについて正しく知っていただき、小児がんの子どもたちを応援してください。

 

【令和6年度の様子】 

  ★県庁ホール展示

  県庁ホール展示1 県庁ホール展示2 

 ★ライトアップ

  【福井城址】

  ライトアップ(福井城址)

  【駅前恐竜】

  ライトアップ(恐竜1) ライトアップ(恐竜2)  ライトアップ(恐竜3)

   

                                     

◆福井県のがん患者のためのハンドブック「がん情報ふくい」を作成しています◆
  医療費助成制度、セカンドオピニオン、相談窓口、就労支援等、がん患者にとって必要な情報が1冊にまとまっています。
 下記リンクからダウンロードできます。
   ※「がん情報ふくい」(PDF)はこちらからダウンロードできます。

 

リレーフォーライフ・ふくい2023にて、がん経験者の皆さんとの交流会を開催! 

 24時間、がんと闘っている患者さんやその家族の方を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティ活動「リレー・フォー・ライフinふくい」が開催されました。

 

 詳細はこちらから → リレー・フォー・ライフ・ジャパン2023ふくいに参加しました。

 


 

 

 

関連ファイルダウンロード



※PDFをご覧になるには「Adobe Reader(無料)」が必要です。

Adobe Readerのダウンロードサイトへリンクダウンロードはこちら

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、hoken-yobo@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

健康医療局保健予防課

電話番号:0776-20-0349 ファックス:0776-20-0643メール:hoken-yobo@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)