福井県独自の省エネ住宅基準を策定しました!

最終更新日 2025年3月14日ページID 060028

印刷

福井県独自の省エネ住宅基準を策定しました!
独自基準住宅の名称は『ふくいエコはぴねす住宅』です。
エコロジー(地球環境にやさしく)・エコノミー(経済的)で、はぴねす(幸福)に!

『ふくいエコはぴねす住宅』とは

 厳冬期の気温の低さ年間を通した湿度の高さといった福井県の気候特性を考慮し、住宅に高い断熱性能気密性能防露性能を確保することで快適健康経済的 のメリットを効果的に得られる福井県が推奨する省エネ住宅モデルです。

※義務化するものではありません。

メリット(1) 快適 
「ふくいエコはぴねす住宅」なら省エネ効果大!室内は少ないエネルギーで冬暖かく、夏涼しい!
  • 国の省エネ基準(2025年4月義務化)と比較すると、冷暖房エネルギーを3割削減でき、部屋の中の体感温度のムラを小さくできます。
メリット(2) 健康 
住まいの断熱化で血圧上昇を抑えて健康的に!
  • 国の調査で、起床時の室温が低いほど血圧が高くなることが分かっています。血圧の急激な変化によるヒートショックなど健康被害を防止するためには、
 ・冬季の室温を一定に保つ(低温の質をなくす)
 ・部屋と部屋の温度差を少なくすることが効果的です。

気密性アップ・計画換気でアレルギーを予防!
  • 窓や壁の結露で発生するカビ等によるアレルギーを防止するためには、
    ・外気の湿度に左右されにくく(気密性アップ)
    ・計画的に換気・適切に除加湿することが効果的です。
メリット(3) 経済的 
長期に住むなら「ふくいエコはぴねす住宅」が断然経済的!
  • 高性能な省エネ住宅は、新築時や改修時の工事費(イニシャルコスト)が高くなりますが、冷暖房費(ランニングコスト)が安くなるのでお得に!!
    住宅の断熱性能にあった適切な性能の空調機を選択することで、空調更新時の費用も抑えられます。
 
 

『ふくいエコはぴねす住宅』はどんな基準?

『ふくいエコはぴねす住宅』の独自基準項目は「断熱性能」「気密性能」「防露性能」のみ!
その他の性能ついては、国の省エネ基準に適合させる必要があります。
(2025年4月から原則すべての新築住宅が国の省エネ住宅基準に適合義務化)
 

■ 断熱性能:UA値≦0.46[W/(m2・K)]
 UA値とは、「外皮平均熱貫流率」といい、外皮を介して住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。UA値が小さいほど熱が逃げにくく、「断熱性能の高い住宅」であるということになります。

■ 気密性能:C値≦1.0[cm2/m2]
 C値とは、「相当隙間面積」といい、住宅全体にどれくらい隙間があるか、気密性能を表す数値です。C値が小さいほど隙間が少なく、「気密性の高い住宅」ということになります。

■ 防露性能:結露計算にて内部結露が発生しないことを確認

 

チェックもっと知りたい方は「ふくいエコはぴねす住宅のススメ」へ!

                         

 

参考

福井県独自の省エネ住宅基準の策定するまでの資料については以下のページをご覧ください。

 

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、kenjyu@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

建築住宅課

電話番号:0776-20-0505 ファックス:0776-20-0693メール:kenjyu@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)