財政事情　第１５３回

　

大阪・関西万博で関西パビリオンに出店し、恐竜王国福井の魅力を発信

 

　 

　 

　この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く県民の皆様にお知らせし、県政に対する御理解と御協力をいただくため、県が毎年２回公表しているものです。
　

　今回は、令和７年度当初予算の概要と令和６年度下半期（令和６年10月1日から令和７年3月31日まで）の財政運営の状況を中心に、県財政の推移と現状について説明します。

 

　県内経済の公共投資は弱めの動きが続いていますが、個人消費は回復してきており、福井県の景気は総じて緩やかに持ち直しています。

 

　

北陸新幹線福井・敦賀間の開業から１年を迎えました。年末・年始における金沢・福井間の新幹線利用者は、昨年に比べ約４割増えており、１０月から実施した北陸ＤＣの効果もあり、開業からの来訪者数は約２割伸びるなど引き続き好調を維持しております。令和７年度当初予算では、北陸新幹線開業２年目となる福井県のさらなるパワーアップを目指し、「ふくい新時代」を拓いていくために、県内定着の促進や魅力ある仕事の創出、結婚・出産・子育て応援など、次世代にも選ばれる福井を実現するための予算や、開業１年後の現状を踏まえた対策として、インバウンド県内への誘客促進や、開業効果の県内全域への波及に必要な予算などを計上しています。

　また、令和６年度２月補正予算において、国補正予算に伴う経済対策への対応などを予算計上し、当初予算と一体的に編成しています。

 

　県民の皆様におかれましては、この財政事情の公表を通じて、本県の財政状況について御理解をいただくとともに、今後とも県政推進に一層の御協力をお願いします。

 

　全資料（PDF）

　　

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