令和元年 福井県鉱工業指数年報
【令和2年7月27日】
令和元年(1月~12月)の推移をまとめた、令和元年福井県鉱工業指数年報を作成しました。
福井県鉱工業指数 令和元年の概況
令和元年の鉱工業生産の動向を指数でみると、前年比7.3%減の101.0となった。
業種別にみると、織物やその他の工業、窯業・土石製品工業などで上昇している一方、電子部品・デバイス工業や生産用機械工業、金属製品工業などでは低下しており、業種により差異がみられる。
原指数 | |||
平成30年 | 令和元年 | 前年比 | |
生産指数 | 109.0 | 101.0 | ▲7.3% |
出荷指数 | 108.5 | 102.9 | ▲5.2% |
在庫指数 | 109.7 | 102.9 |
▲6.2% |
生産の動向
令和元年の福井県鉱工業生産指数(平成27年=100)は、総合で前年比7.3%減の101.0となった。
四半期別にみると、1~3月期が前期比0.5%減、4~6月期が同4.7%減、7~9月期が同3.1%減、10~12月期が同3.5%減となった。
業種別にみると、織物、その他の工業、窯業・土石製品工業など4業種で上昇し、電子部品・デバイス工業、生産用機械工業、金属製品工業など16業種で低下した。(上昇および低下の業種数は、秘匿の業種を除いている。以下同じ。)
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比4.1%減の106.9、生産財は同9.2%減の97.8となった。
出荷の動向
出荷指数は総合で前年比5.2%減の102.9となり、2年連続で低下した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比1.0%減、4~6月期が同0.2%減、7~9月期が同2.5%減、10~12月期が同3.1%減となった。
業種別にみると、織物、その他の工業、窯業・土石製品工業など4業種で上昇し、電子部品・デバイス工業、生産用機械工業、金属製品工業など16業種で低下した。
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比4.9%減の107.5、生産財は同5.4%減の100.6となった。
在庫の動向
在庫指数は前年比6.2%減の102.9となった。
四半期別にみると、1~3月期が前期比4.3%増、4~6月期が同2.2%減、7~9月期が同2.9%減、10~12月期が同3.6%減となった。
業種別にみると、織物、衣類、鉄鋼業など12業種で上昇し、電子部品・デバイス工業、化学工業、プラスチック製品など4業種で低下した。
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比7.1%増の122.5、生産財は同9.1%減の98.9となった。
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