平成27年 福井県鉱工業指数年報
【平成28年7月25日】
平成27年(1月~12月)の推移をまとめた、平成27年福井県鉱工業指数年報を作成しました。
福井県鉱工業指数 平成27年の概況
平成27年の鉱工業生産の動向を指数でみると、前年比8.2%増の122.0で、2年連続の上昇となった。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業やプラスチック製品工業、輸送機械工業などで上昇している一方、化学工業や生産用機械工業、その他の工業などでは低下しており、業種により差異がみられる。
原指数 | |||
26年 | 27年 | 前年比 | |
生産指数 | 112.8 | 122.0 | 8.2% |
出荷指数 | 114.9 | 118.8 | 3.4% |
在庫指数 | 145.4 | 186.8 | 28.5% |
生産の動向
平成27年の福井県鉱工業生産指数(平成22年=100)は、総合で前年比8.2%増の122.0となり、2年連続で上昇した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比1.0%増、4~6月期が同1.1%減、7~9月期が同2.5%増、10~12月期が同0.2%増となった。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、プラスチック製品工業、輸送機械工業など8業種で上昇し、化学工業、生産用機械工業、その他の工業など12業種で低下した。(上昇および低下の業種数は、秘匿の業種を除いている。以下同じ。)
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比2.8%減の99.5、生産財は同12.4%増の132.0となった。
出荷の動向
出荷指数は総合で前年比3.4%増の118.8となり、2年連続で上昇した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比1.7%減、4~6月期が同1.8%増、7~9月期が同1.3%減、10~12月期が同2.5%減となった。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、非鉄金属工業など6業種で上昇し、生産用機械工業、金属製品工業、電気機械工業など14業種で低下した。
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比6.5%減の101.0、生産財は同7.1%増の126.2となった。
在庫の動向
在庫指数は前年比28.5%増の186.8となり、2年ぶりに上昇した。
四半期別にみると、1~3月期が前期比4.6%増、4~6月期が同2.4%増、7~9月期が同8.4%増、10~12月期が同10.3%増となった。
業種別にみると、窯業・土石製品工業、プラスチック製品工業、化学繊維・紡績など9業種で上昇し、非鉄金属工業、織物、染色整理など5業種で低下した。
また、特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は前年比25.3%増の124.2、生産財は同29.1%増の205.6となった。
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関連ファイルダウンロード
- 平成27年福井県鉱工業指数年報(PDF形式 3,713キロバイト)
- 福井県鉱工業指数の解説(平成22年基準)(PDF形式 643キロバイト)
- 福井県鉱工業指数の基準改定の概要(平成22年基準)(PDF形式 398キロバイト)
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