福井県鉱工業指数 平成22年報
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【平成23年7月29日】
福井県では、県内鉱工業の活動状況を総合的に把握するための重要な経済指標の一つとして、生産、出荷および在庫を数量面からとらえて指数化した福井県鉱工業指数を毎月公表しております。このたび、平成22年(1月~12月)の推移をまとめた、平成22年福井県鉱工業指数年報を作成しました。
福井県鉱工業指数の解説(平成17年基準)(PDF形式:643KB)
福井県鉱工業指数の基準改定の概要(平成17年基準)(PDF形式:398KB)
福井県鉱工業指数 平成22年の概況
原指数 | |||
21年 | 22年 | 前年比 | |
生産指数 | 81.5 | 96.4 | 18.3% |
出荷指数 | 82.9 | 95.4 | 15.1% |
在庫指数 | 99.8 | 104.3 | 4.5% |
生産の動向
平成22年の福井県鉱工業生産指数(平成17年=100)は、総合で前年比18.3%増の96.4となり、4年ぶりに増加した。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、金属製品工業など16業種で上昇し、窯業・土石製品工業、その他の工業、食料品工業など4業種で低下した。
特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は同4.3%増の81.7、生産財は同27.2%増の106.5となった。
生産指数(季節調整済指数)の年間推移を四半期別の前期比でみると、1~3月期が10.8%増、4~6月期が1.0%減、7~9月期が2.1%増、10~12月期が0.1%増となった。
出荷の動向
出荷指数は総合で前年比15.1%増の95.4となり、4年ぶりに増加した。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、化学工業など16業種で上昇し、窯業・土石製品工業、その他の工業、食料品工業など4業種で低下した。
特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は同5.8%増の80.3、生産財は同19.8%増の104.2となった。
四半期別の前期比でみると、1~3月期が6.5%増、4~6月期が0.1%減、7~9月期が1.8%増、10~12月期が0.8%増となった。
在庫の動向
在庫指数は前年比4.5%増の104.3となり、2年ぶりに増加した。
業種別にみると、化学工業、化学繊維・紡績、食料品工業など5業種で上昇し、窯業・土石製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、衣類など8業種で低下した。
特殊分類別(財別)にみると、最終需要財は同7.4%減の100.0、生産財は同11.3%増の106.5となった。
四半期別の前期比でみると、1~3月期が5.8%増、4~6月期が0.4%増、7~9月期が1.9%減、10~12月期が0.6%増となった。
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