令和５年度歳入歳出決算状況について

 

   令和５年度の一般会計歳入決算額は、5,627億6,256万円、前年度に比べ165億4,209万円、率にして2.9％の減、歳出決算額は、5,481億5,677万円、前年度に比べ137億4,934万円、率にして2.4％の減となりました。
　これは、歳入では、新型コロナウイルス感染症対策関連事業の財源となる国庫支出金の減少、歳出では新型コロナウイルス感染症対策関連事業の減少が主な減少要因です。
　また、歳入歳出の差引額から翌年度に繰越すべき財源を控除した実質収支は63億3,602万円の黒字で、前年度に比べ23億6,166万円の減となりました。

 

一般会計歳入決算の状況

　  

　前年度と比べると、国庫支出金等が減少したことにより、全体として2.9％の減となりました。
　県税は、地方消費税の減少等により、県税全体で約2億円の減、地方交付税は、普通交付税の増加により、約26億円の増、県債が、並行在来線区間のＪＲからの鉄道資産取得に伴い、新たに県債を発行したことにより、約57億円の増となりました。
 

一般会計歳出決算の状況

　 

　前年度と比べると、衛生費、商工費、公債費等などが減少したことにより、全体として2.4％の減となりました。
　衛生費は、新型コロナウイルス感染症対策関連事業の減少等により、約143億円の減、商工費は、コロナ対策として実施した中小企業者等事業継続支援金の終了等により、約68億円の減、公債費は、県債の償還額の減少により、約78億円の減となりました。

 

 

地方消費税増税分の使途

 

　 平成２６年４月１日に消費税率が引き上げられたことに伴い、引上げ分の地方消費税収については、使途を明確化し、社会保障４経費その他社会保障施策に要する経費に充てるものとされています。

　その使途について、下記ファイルのとおり掲載します。

 

 

関連ファイルダウンロード

• 令和５年度福井県歳入歳出決算の概要（ＰＤＦ形式：6,293KB）
• 令和５年度引き上げ分の地方消費税収が充てられる社会保障４経費（ＰＤＦ形式：85KB）

※ＰＤＦをご覧になるには「Adobe Reader（無料）」が必要です。

ダウンロードはこちら