【H30.9.15】福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会(9月15日開催)
平成30年9月15日(土)、福井県北陸新幹線建設促進同盟会(会長:福井県知事)の平成30年度総会をプラザ萬象で開催しました。県選出国会議員をはじめ北陸、関西の経済界、鉄道・運輸機構、JR西日本、京都府、大阪府からの来賓や県議会議員、県内市町、経済界の代表者など約170名が参加しました。
≪総会の様子≫
西川知事はあいさつで、県内の工事の進捗状況について「これから来年度にかけ工事の最盛期を迎える。新北陸トンネルについては、延長約20kmのうち7割方の掘削を終えており、敦賀駅部については昨年11月から高架橋の基礎工事を進めている。また、敦賀車両基地についても6月から盛土などの造成工事を進めており、今月末から回送線の基礎杭工事に着手する予定である。」と述べました。
敦賀以西については、「鉄道・運輸機構により駅・ルートの詳細調査が進められており、今年度内には環境アセスメントに着手する予定である。しかしながら、肝心の建設財源が決まっていない。早期全線開業に向け、今、何よりも大事なことは、建設財源を早期に確保・決定し見通しを立てることである。」と述べました。
≪知事あいさつ≫
出席国会議員からは「金沢・敦賀間の建設費の高騰について、財源をしっかり確保し、早期開業を確実に実現する。敦賀・大阪間の開業についても、1日でも早い開業に向けて尽力する。」と挨拶をいただきました。
県内の沿線を代表して、渕上敦賀市長、有馬県商工会議所連合会副会頭が発言し、2022年度末の敦賀開業の確実な実現、1日も早い大阪までの全線開業を強く求める意見が出ました。
≪沿線代表発言の様子≫
最後に、同盟会の総意として、「金沢・敦賀間の2022年度末までの開業を確実に実現するよう整備を促進するとともに、早期開業に最大限努力」、「敦賀・大阪間の駅・ルートの詳細調査を速やかに進め、早期に環境アセスメントに着手」、「建設財源確保の見通しを早期につけ、敦賀開業から切れ目なく着工し、北海道新幹線札幌開業より早い大阪までのフル規格による全線開業」、「フリーゲージトレインが導入されないことにより、全線開業までの間、敦賀駅において新幹線と特急との乗換えが生じることから、敦賀駅発着のすべての新幹線と乗り継げる特急の確保等」の4点の実現を政府・与党に強く求めることを満場一致で決議しました。
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