水質事故の実例における油流出等防止対策〔事例7〕(坂井健康福祉センター)
移動中の容器の落下による染料の流出 (直接原因:作業-間接原因:設備) |
事例概要
繊維工業の工場において、液体原料の入った容器をフォークリフトで移動する際、容器が落下して破損し、染料が流出した。
原因
- 染料が入った容器をフォークリフトで移動する際、フォークリフトの爪が容器のパレット部分に十分に入っていなかったため、容器が落下して破損、横転し、染料が場内雨水溝から公共用水域に流出した。(直接原因)
- 敷地外への流出を防ぐ土嚢等が常備されていなかった。(間接原因)
改善措置・再発防止対策
- 急きょ作成した土嚢により、 滞留している染料の流出を止めた。
- 敷地内外に滞留している染料を回収し、排水処理施設で処理した。
- 流出経路を洗浄し、洗浄水を回収、処理した。
- 容器の移動を行う場所の近傍に土嚢を常備した。
- 容器の移動作業等は2人で行うこととし、原料等の漏えい防止管理基準を作成した。
- 緊急時対応規定および緊急時対応マニュアルを整備し、社員に周知した。
アンケート
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