松くい虫の被害
松くい虫被害は、マツノマダラカミキリが媒介する体長1㎜程のマツノザイセンチュウによって松が枯れるもので、正式には「マツ材線虫病」と呼ばれる伝染病です。
松枯れのメカニズムについては下記PDFをどうぞ。
本県における年間被害量(材積)は、昭和59年度の約4万8千m3をピークに徐々に減少しています。
全国における松くい虫被害量(被害材積)については下記PDFをどうぞ。
このような中、県および市町では「森林病害虫等防除法」に基づき、保安林など公益性が高い松林を「保全すべき松林」に定めて、航空機や地上からの薬剤散布等の予防対策や、その年に枯れた松を伐倒して薬剤処理するなどの駆除対策(マツノマダラカミキリは、自ら媒介したマツノザイセンチュウがその年に枯らした松の木だけに産卵するため、その年の被害木を処理することが翌年への被害拡大の防止につながります) を重点的に実施しています。
-特別防除により守られている松林(福井市)- -特別防除実施状況-
ー地上散布により守られている松(福井市鷹巣地区)ー -地上散布実施状況(坂井市三国町)-
-樹幹注入により守られている松(若狭町食見)ー -樹幹注入実施状況(福井市鮎川町)ー
平成20年度から松林健全化事業(地域住民による抵抗性松の植栽等)にも取り組んでいます。
坂井市海浜自然公園および福井市鷹巣地区の様子です。
-坂井市海浜自然公園- -福井市鷹巣地区-
また、新たに、企業等による松林の再生活動も活発に行われていますのでご紹介します。
-三国ロータリークラブによる抵抗性クロマツ等の植栽-
-福井放送(株)による地元住民との抵抗性クロマツの植栽-
詳しくはお近くの農林総合事務所、嶺南振興局、市町、森林組合へご相談ください。
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