令和7年度の発掘調査

最終更新日 2025年10月31日ページID 028264

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令和7年度 発掘調査

 本年度の発掘調査の実施状況を紹介します

 

今市遺跡 7~8月  福井市今市町

 県道改良事業一般県道清水麻生津線道路改良工事に伴う埋蔵文化財(今市遺跡)発掘調査事業)

 発掘調査は終了しました。

 

福井城跡 10~11月 福井市大手

福井城址活用推進事業(坤櫓等復元整備事業)

  10月14日より調査を開始しました。 

  調査の内容は、教育庁埋蔵文化財調査センターInstagram に、順次掲載していく予定です。ぜひご覧ください。

発掘調査等現地説明会を開催します。

 概 要
県では、福井城の本丸の南西角にある坤櫓とその西側の土塀を復元するため、令和7年10月から発掘調査を実施しています
 福井城は、江戸時代の初めに徳川家康の次男である結城秀康の築いた、四重の堀をめぐらす輪郭式の平城で、徳川政権にとって北陸地方最大の防御の要の城です。明治以後は城の大部分が市街地し、今では本丸の周囲に石垣や掘が残るのみとなりますが、笏谷石の切石のみで築いた石垣は、築城美を伝える貴重な景観となっています。
 坤櫓は、当初は2階建でしたが、1669年の大火で焼失した後は、高さを3階建にして再建されました。
今回の発掘調査では、坤櫓の外壁を据えた土台の石垣が列状に並ぶのと、また、建物の支持柱を据えた礎石が1辺に4石、方形にめぐることが明らかになりました。このうち礎石は、一辺70㎝を超える大型の笏谷石の切石が使われ、礎石の整然と並ぶ様子から当時の櫓の雄大さが伝わります。土塀部では、土塀を支えるための控え柱とみられる笏谷石の礎石も見つかっています。出土遺物では、櫓や土塀に用いられたと考えられるさまざまな笏谷石の瓦などがご覧いただけます。

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    土塀の控え柱を据えた礎石                                坤櫓の外壁を据えるための土台石垣                  

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     坤櫓の支持柱を置く礎石 
 現地説明会
 日 時 令和7年11月9日(日

      午前の部 10:00~11:30(受付9:40)
      午後の部 13:00~14:30(受付12:40)

 場 所 福井城址(県庁前広場集合)

 定 員 先着120名(午前・午後各60名)での実施になりますので、参加希望される方は以下のURL
      または
チラシの二次元コードから申し込みしていただきますようお願いいたします。

  定員に達しましたので締め切りました

 
  ※荒天等で現地説明会を中止する場合があります。実施の可否については当日朝8時に決定しますので、
  8時以後に県交通まちづくり課「福井城坤櫓復元プロジェクトHP」をご覧ください。
 ➟ コチラ

 

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〒918-8226 福井市大畑町97-21-3(地図・アクセス)
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