県有林
県有林の成立と沿革
日清・日露戦争時代には、木材資源の需要が急増したため、全国の森林が濫伐され、林地の荒廃が極度に進みました。
これに対し県では、県民の造林意識の高揚を図るために、明治38年7月に足羽郡東郷村と一乗谷村にまたがる121haを購入して造林を行い、林業経営の模範としたことが県有林の始まりです。
その後も、昭和天皇の「御成婚」(昭和元年)、「即位の大礼」(昭和4年)、「行幸啓」(昭和37年)と「明治百年」(昭和43年)を記念して、県下の公有林および私有林の未開発林地や荒廃地などに造林するため、山地の購入や地上権の設定により造林地を拡大しました。
平成26年3月末には、旧林業公社林の分取林事業(690箇所、14,854ha)を県営化しました。
平成28年度現在、福井県の県有林は752箇所、面積は17,245haとなっています。
なお県有林のうち、県自らが所有・管理するものを「県有地県有林」、県が土地所有者と森林造成に関する契約を結び、伐採時にその収益を分け合うものを「県行分収造林」と呼んでいます。
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