性器クラミジア感染症について

最終更新日 2024年5月27日ページID 055851

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性器クラミジア感染症とは

 性器クラミジア感染症とは、細菌の一種であるクラミジアに感染することによる性感染症であり、日本で最も多い性感染症です。
 自覚症状がない場合が多く、感染に気付かないことがよくあります。しかし、進行すると、不妊症や母子感染など様々な病気の原因になるので、きちんと治療する必要があります。
 

性器クラミジア感染症の主な症状

 クラミジアに感染すると、次のような症状が現れます。

(参考: 「性感染症」)

【男性】                           

・症状のある人は約半数

・排尿時の軽い痛み

・尿道からうみが出たり、かゆくなる

・精巣のあたりが腫れて熱が出ることがある

・不妊の原因になることもある

 

【女性】

・症状はほとんどない(初期のおりものや軽い下腹部の痛み程度)

・のどの違和感を起こすことがある

・進行すると不正出血や性交した時の痛みがある

・不妊の原因になったり、妊娠中だと早期流産になることもある

 

治療

 性器クラミジア感染症は、早期の適切な治療によって完治することが可能です。医師の判断に応じた期間、抗菌薬を使って治療します。

 処方された内服薬は、医師が治療終了と判断するまで確実に飲むことが必要です。また、医師が安全と判断するまでは、性交渉等の感染拡大につながる行為は控えましょう。

 また、パートナーなど、感染の可能性がある周囲の方も検査を受け、必要に応じて治療を受けることが重要です。

 

感染を防ぐために

・必ずコンドームをつけましょう
 感染経路の多くが、性器や肛門、口などの直接接触によるものです。コンドームを適切に使って、粘膜の直接の接触を避けましょう。また、オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)にも気をつけましょう。ただし、コンドームが覆わない部分から感染する可能性もあるため、コンドームで100パーセント予防できると過信はしないようにしましょう。

・多数の人と性的接触を持つと感染のリスクが高まります

・気になる症状があった場合は性的接触を控え、早めに医療機関を受診しましょう
 

相談・検査の実施

不安に思うことがあったら、まず相談をしてみましょう。
健康福祉センター(保健所)では、匿名で無料相談(電話や来所)を承っています。また、性器クラミジア検査も匿名・無料で受けることができます。
 

※県内の各健康福祉センター(保健所)で実施している梅毒検査の検査日はこちらをご覧ください。

検査・相談について【性感染症・肝炎】

関連リンク

厚生労働省「性感染症」(外部リンク)

 

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