牛海綿状脳症(BSE)

最終更新日 2025年4月24日ページID 005389

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BSEとは

 BSE(牛海綿状脳症)は、牛の脳や脊髄などにBSEプリオンとよばれる蛋白質が蓄積し、脳がスポンジのようになる病気です。発症した牛は異常行動や運動失調などを起こし、最終的には死に至ります。

 

BSE監視のための検査

 国際獣疫事務局(WOAH)が、世界的なBSE対策の基準見直しを行ったことを受けて、農林水産省は2023年(令和5年)11月14日、牛海綿状脳症に関する特定家畜伝染病防疫指針および関係省令を一部改正しました。
 2024年(令和6年)4月1日から、BSE検査対象が変更になります。これまでの「月齢による区分」が廃止され、以下のとおりとなります。

<BSE検査対象牛>

  • BSEの特定症状を呈する牛
  • 特定症状以外のBSEが否定できない症状を示す牛
     

BSE発生状況

 国内では、2001年(平成13年)9月に初のBSE感染牛が確認されて以来、36頭(死亡牛のサーベイランスでは14頭)のBSE症例が報告されていますが、2009年(平成21年)1月のBSE感染牛の確認を最後に発生がありません。
 2013年(平成25年)5月に国際獣疫事務局(OIE)総会において、日本は「無視できるBSEリスク」の国に認定されています。

関連情報リンク
*農林水産省:牛海綿状脳症(BSE)関係
*農研機構 動物衛生研究部門:疾病情報『牛海綿状脳症』

 

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