組織改正（平成２８年４月１日付け）

組織改正・人事異動の基本的な考え方

　学力・体力日本一、スポーツや文化での活躍、恐竜や歴史への注目など県民の実力が高まり、高速交通基盤が一段と整い、立地条件が向上する中、このタイミングを活かし『福井ふるさと元気宣言』に掲げる政策を充実・進化させるため、次の５点を重視し、組織改正・人事異動を実施します。 

　第一は、「福井しあわせ元気国体・大会」の開催準備です。

　２年後となった国体・大会の開催に向けて、県民総参加の機運を高めるとともに、障害者スポーツ大会、競技力向上対策を担う組織を課として独立させるなど、体制を固め、大会準備・選手強化を加速していきます。

　第二は、高速交通体系の整備促進と開通に備えたまちづくりです。

　北陸新幹線、中部縦貫道の整備を促進するとともに、開業効果を県内全域に波及させるため、体制を整備し、「高速交通開通アクション・プログラム」に掲げる観光・産業等のプロジェクトを実行します。

　第三は、海外との人と経済の交流の推進です。

　アジア諸国の成長等を好機と捉え、産業労働部に国際業務を集約し、海外進出や販路開拓など経済面での交流拡大を、これまで培ってきた友好交流の発展につなげるなど、海外との交流を総合的に推進します。

　第四は、ふるさと福井を担う人材の育成です。

　「教育振興基本計画」を着実に実行していくため、教育庁の体制を強化し、ふるさと教育や進学指導の強化、教員の指導力向上を進め、夢や希望を実現する突破力のある人材を育成します。

　第五は、部局を越えた新政策の実行です。

　「幸福日本一の福井」を印象づける好機を活かし、全国をリードする政策を実現していくため、総合政策部の政策立案機能を強化し、全庁が一体となり、新たな政策を推進します。