令和３年度　道路雪対策基本計画

目　的

　冬期間における主要道路の交通を確保するなど、雪に強い道路づくりを進めるために必要な事項を定めました。

　　　　　

基本方針

　生活圏の拡大や自動車交通量の増加などによる生活環境の変化、あるいは短期間の集中降雪による局地的大雪の発生等に柔軟に対応できる体制を備えるため、「積雪寒冷地特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法」および「福井県地域防災計画（雪害対策編）」に基づき、冬期間の道路交通の確保や道路を取り巻く関連施設等の雪対策を計画しました。

　この計画では、除雪体制、情報提供、連絡体制、渋滞対策および広報活動について定めています。　　

今年度の主な取り組み

　令和3年1月大雪を受け、以下の基本方針に基づき強化した除雪体制について、関係機関と合同訓練を通じて連携を深め、さらに万全な体制を確立し大雪に備えます。

1 北陸自動車道、国道８号、中部縦貫自動車道については、短期間の集中的な大雪時には、「道路をできるだけ通行止めにしない」等の従来の考え方から、「人命を最優先に、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避する」との考え方への国の方針転換を踏まえ、大規模な車両滞留を徹底的に回避する対策に加え、県内の社会経済活動等への影響を最小限にとどめるための取組みを進めます。 
 

2 令和3年1月の大雪時に実施した応援機械の受入れやバス路線や物流拠点等へのアクセス道路の重点的な除雪について、より計画的かつ速やかに行えるよう、関係者と事前の取り決めを定めます。さらに、除雪状況の見える化、除雪機械や除雪オペレータの一層の確保に向けた対策を進めます。