福井県域道路啓開計画

道路啓開計画策定の背景

• 我が国は地震大国であり、近年、平成23年東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）、平成２８年熊本地震、令和６年能登半島地震等の大規模な地震による甚大な被害が発生している。 
• これら大規模地震の教訓を踏まえ、福井県においても地震発生時に迅速かつ的確な道路啓開が求められている。 
• 道路の通行確保は、救命・救助活動や緊急物資の輸送に不可欠であり、道路管理者をはじめ関係機関の連携が重要である。このため、大規模災害時に緊急輸送ルートを確保するための「福井県域道路啓開計画」を策定する必要がある。

目的

• 本計画では、福井県内で発生する可能性のある活断層による直下型地震等に備え、迅速 かつ的確な道路啓開を実施するための具体的な方針を示す。
• また、「福井県地域防災計画」に基づき、災害発生時には国・県・市町・高速道路会社などの各道路管理者および関係機関が連携して、地域の特性を考慮した柔軟な対応により、実効性のある道路啓開体制を確保する。 
• 本計画の策定は、福井県の防災力を高めるための重要なステップであり、関係機関との連携を強化し、地域全体での防災意識の向上を図り、災害に強い福井県を実現することを目指す。

 

計画策定主体

・道路管理者等を構成員とする「福井県域道路啓開計画策定ワーキンググループ（座長　国土交通省福井河川国道事務所長）」（R5.12月設置）
（構成機関：国土交通省 福井河川国道事務所、国土交通省 近畿地方整備局、福井県、高速道路会社、自衛隊、警察、消防、県建設業協会、県測量設計業協会、電力・通信会社）

 

福井県域道路啓開計画の策定

福井県域道路啓開計画　【令和６年１０月策定】