臨地実習について
臨地実習の教育方針
実習目的
看護に必要な基礎的知識・技術・態度を臨地において実践・活用し、対象の健康の保持・増進のために援助する能力を養う
実習目標
1)学習した理論を実践して、その体験の中で看護とは何かを考える能力を養う
2)対象の健康の保持・増進のために、看護の必要性を判断し、計画的に看護を実践できる能力を養う
3)実践をとおして技術の習得をする
4)保健医療チームの一員としての看護の役割を理解する
5)実践を通じて科学的思考を学び、研究的態度を身につける
実習場所
県立病院、県立こども療育センター、保育所、介護老人施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、シルバー人材センター、居宅介護支援事業所、保健機関(保健センターなど)、地域活動支援センター、就労移行支援事業
実習内容
受持ち患者を担当し、看護過程の展開、看護援助の実践などを行う
実習科目と時期
学年 | 実習区分 | 時期 | 受講時間 |
1学年 | 基礎看護学実習1. | 5月 | 45時間 |
基礎看護学実習2. | 1月 | ||
2学年 | 基礎看護学実習3. | 7月 | 90時間 |
老年看護学実習1. | 9月 | 90時間 | |
各領域別看護学実習 ※ | 1月~3月 | 180時間 | |
3学年 | 各領域別看護学実習 ※ | 4月~11月 | 540時間 |
統合看護実習 | 12月 | 90時間 |
※各領域別看護学実習は次の6つに分かれます。
成人看護学実習(周手術期・慢性期・終末期)・老年看護学実習2.
母性看護学実習・小児看護学実習・精神看護学実習・在宅看護論実習
臨地実習では、各施設指導者・看護教員が学生をサポートします。
実習時のある学生の一日
注)実習の内容や施設により時間は異なります。
時刻 |
実習時のスケジュール |
6:00 |
起床、準備して家を出る |
学校到着 着替えて病棟へ |
|
8:30 |
患者さんへの挨拶・カルテの点検・申し送り |
12:00 |
昼食(配膳)、学校に戻って休憩 |
13:30 |
患者さんへのケア(病状の観察、看護技術の見学・実施など)を看護師の |
15:00 |
学生カンファレンス(実習グループメンバーと担当教員で、一日の実習や、 |
18:30 |
帰宅 |
23:00 |
就寝 |
実習中に着用するユニフォーム
ユニフォームには各領域別看護学実習で使用するものもあります 。
実習の様子
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母性看護学実習では、看護師さん指導のもと、赤ちゃんをお風呂に入れます。 老年看護学実習・小児看護学実習ではレクリエーションを行っています。 |
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実習に行く前には、学内でこのようなシミュレータを用いて技術の練習をします。 |
実習中の学生の声
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領域実習ではたくさん練習して身に着けた看護技術を、患者さんの状態に合わせて実施します。母性看護学実習では赤ちゃんをお風呂に入れたことが印象に残っています。病棟の看護師さんから手厚い指導をいただき、また学生同士切磋琢磨しながら学びを深めていくことができ、実習の終わりには達成感を感じることができます。(母性看護学実習にて) |
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領域実習では、一人の患者さんを受持ち、身体を拭くなどの援助を行ったり患者さんの抱える問題について一緒に解決策を考えたりします。勉強は大変ですが、患者さんの笑顔を見るとやりがいを感じます。また、グループで実習をすすめていくため、メンバー同士も仲良くなり、お互いに励ましあいながら充実した日々を送ることができます。(成人看護学2.実習にて) |
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、kansen@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
看護専門学校
電話番号:0776-54-5166 | ファックス:0776-54-8114 | メール:kansen@pref.fukui.lg.jp
〒910-0846 福井市四ツ井2丁目8-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)