第５次福井県ひとり親家庭自立支援計画について

　県では、令和５年度からの５年間を計画期間とする新たな計画として「第５次福井県ひとり親家庭自立支援計画 」を策定しました。
　新しい計画では、子どもの健やかな育ちを支えるとともに、ひとり親家庭等が自立し、安心して暮らすことができる環境づくりを進めることを基本理念としています。
　この基本理念のもとに、「子どもの育ちへの支援」、「子育てをしている親への就業・生活支援」、「情報提供・相談体制の充実」の３つの項目を柱として、具体的な施策を推進します。

　

＜３つの項目と主な事業＞
１　子どもの育ちへの充実

　子どもの将来が、生まれ育った家庭の環境に左右されることがないよう、多様な学びや生活向上を目指す居場所づくりの推進、進学のための経済的支援、養育費および面会交流に関する相談支援や啓発により、子どもの健全な育ちを支えます。

２　子育てをしている親への就業・生活支援
　＜就業支援＞
　ひとり親家庭が安定的な収入を得ることにより、経済的に自立した生活ができるよう、就職やキャリアアップにつながる資格や技能の習得、個人の状況に応じた自立支援プログラム策定などの就業支援を進めます。

　また、就労促進を図るため企業訪問を実施するなど、ハローワークとの連携を強化します。

　＜生活支援＞
　ひとり親家庭が安心して、子育てと仕事の両立ができるよう、家事援助など生活面のサポート、延長保育など就労形態に応じた多様な保育サービスを充実します。

　また、生活の安定が図られるよう、公営住宅等への入居支援などによる生活基盤の確保や、児童扶養手当の支給、ひとり親家庭医療費の助成、病児・病後児保育等の利用料助成など経済的負担の軽減を図ります。

３　情報提供・相談体制の充実
　ひとり親家庭の子育てをはじめとした生活、就業等に関する各種支援制度をＳＮＳ等を活用し、一層周知していく他、ひとり親が相談しやすい体制を整えるなど情報提供や相談体制を充実します。

 

詳しい内容につきましては、以下からダウンロードしてご覧下さい。

第５次福井県ひとり親家庭自立支援計画2023（PDF形式 4,087キロバイト）